頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

トレイルランニング

2014年07月31日 | その他

先日、トレイルランの練習している方から

「遊歩道のススキや草を除草してほしい。」

との要望がありました。

    気持ちよくはしれるよう、きれいに刈り取りましたよ~。

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    峠のこみち  (ヒヨドリトンネルの上)

                    ◇

先日、菊川先生の指導を頂き、その後、さくら守の会小原会長から

標識設置を求められましたので、手持ちの材料で大急ぎで作成しました。

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        地質露頭の解説板

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 地質断面も学べるのは頼成の森の特徴です。

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                   玉石かと思いきや、ノジュールとのことでした!

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      3枚とも同じ解説板です。

    観察地No1~No3の距離は、約1500mで

途中に、WC3棟 あずまや6棟、延長1000mの花しょうぶ園があるので

   散歩におすすめです。  ぜひお立ち寄り下さい。

 

解説板No2、No3 には、少し余裕があるので地質に詳しい方の

  詳細な解説コメントを追加添付して頂ければ、とてもうれしいです。

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野鳥と(水生・陸生)昆虫の観察会

2014年07月27日 | その他

水・陸・空、にひそむ生き物の観察会が行われました。

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 講師は、山下眞佐子さん、山下佳子さんです。

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            概要説明のあと出発しました。

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    昨日の猛暑(37°)から爽快(28°+風)な観察日和になりました。

    これから約2時間の園内散策を行います。

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   ヒヨドリソウの花を摘んだらカマキリ君が付いていました。

     目一杯の威嚇をしているの?

        若者らしい初々しさ~!

             ◇

花しょうぶ祭り会場の「ひよどり清水」の両側に、新たな花の川が誕生!

  広場と花しょうぶとの間が殺風景なので、彩り帯としました。

     水路に沿って緩やかなカーブを描いています。

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来年の花しょうぶ祭りには、

   花しょうぶで彩られた天の川のような一角が見られることでしょう!

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昨夜は大雨でした

2014年07月20日 | その他

頼成の森のあちこちに、水流で押し倒された草が見られました。

水路に飲み込めなかった越流水は、低地を求めてさまよった跡のようです。

暗渠の飲み口が詰まったり、流末が土砂で埋まったり、大雨の足跡がいくつも確認できました。

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池原池の上流側山腹が表層崩壊しました。

地肌が傷つきましたが、上部への進展は無いものと見込まれます。

崩壊土砂はシルト質のため、池は見事に濁りました。

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                カナブンの群がるナラの木

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       北野君は、大きなバッタを捕まえましたよ。

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       カステラのようなキノコの上で、至福の時を過ごすナメクジ君

 梅雨に入るとキノコ類が一斉に成長を始めました。

     ナメクジは、あらゆるキノコが食料になるようです。

          「食べられる?」「食べられない?」と悩む人間には

              ナメクジの食べっぷりがうらやましい! 

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7/13  日曜日

2014年07月13日 | その他

午前は、富山県フォレストリーダー協会の活動、そして、午後には

富山県自然保護講座(ナチュラリスト養成コース)現地研修会がありました。

                 ◇

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富山県フォレストリーダー協会が竹の手作り楽器の製作を行いました。

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       ナイフの歯研ぎ              竹の整形 

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  材料取り 手際よく作業が進みました。

                     ◇

富山県自然保護講座(ナチュラリスト養成コース)現地研修会がありました。

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 約60名の大所帯です。

  頼成の森の地質や地形、植物を歩きながら勉強しました。

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お手植え杉(昭和44年5月26日)      昭和天皇御製碑の前で

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  新第三紀音川類層 約500万年前に堆積した地層

石のような突起物は 「ノジュール」

  「ノジュール」とは、化石や砂粒を核として

    岩石中の石灰分が地下水の作用で

      濃集沈殿しながら固まってできたものとか。

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    花しょうぶ苑を通り、 「あさざ」で満開の池に到着

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 地層の現れ方  ①切り土法面          ②遊歩道の表面

  ここまでは曇り空の下 快適に散策できたのですが

     大粒の雨が~。

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            鵯山(197m)                                   観望台

  雨もまた楽し!  030

         墨絵のような遠景を堪能しながら散策となりました。

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   ホオノキ台のあずまやで休憩       雨の中  お疲れ様でした。

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とやまさくら守の会 研修会

2014年07月09日 | その他

とやまさくら守の会のステップアップ研修として

  頼成の森で キンキマメザクラの

    下刈り や 挿し木の実習が行われました。

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キンキマメザクラは、早春の里山を飾る野生種のサクラ

  落葉広葉樹林でチラホラと下向きに咲く超控えめのサクラ

     花が咲かない夏場は区別が大変難しい。

頼成の森では、キンキマメザクラが広く分布している。

  特に、生育密度の濃い場所もあるので

    そんな一角を、観察林にすべく

        根の周辺の灌木類は、長鎌で刈り払いました。

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桐林秀雄 樹木医から、挿し木の手順等の説明があり

  参加者それぞれが、挿床作り・挿穂作りに 取り組みました。

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    挿した鉢は自宅に持ち帰って管理します。

       翌春、良い苗が育ったら、頼成の森に植えて下さいね。

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よく伸びた太い徒長枝は、活着しやすいのだが~。

  キンキマメザクラは、日陰に育つためか

    生き生きとした、挿し穂にふさわしい材料は、少なかった。

       だから、挿し穂作りには大変苦労しました。

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    でも、来年が楽しみ!

      早く根が出ろ、芽も伸びよ~。

主催

①公益財団法人 花と緑の銀行  (加藤誠一緑花推進部長)

②とやまさくら守の会                    (小原耕造会長)

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花しょうぶ染め教室 7/6

2014年07月06日 | その他

頼成の森 花しょうぶ祭りは終わりました。

  その時花殻摘みで集めた「花」が再利用されます。

    摘み取った花から抽出した、染め液は

      100%自前の自然原料!

        頼成の森ならでは!! の取り組みです。

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布を輪ゴムやヒモで縛ったり、板や棒を添えたり

  仕上がりをイメージしながら作業をしました。

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      大成功!

         鮮やかに染まりましたね。

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染め液に浸漬中

     山下眞佐子先生の指導をいただきました。

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  自然素材なので

    毎年毎年、新しい発見があります。

     

           ◇

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  芝生広場の一角では、ハナハスが満開 です。

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野点

2014年07月05日 | その他

梅雨の晴れ間

 地元の茶道愛好家の皆様が

   鵯線の「中央あづまや」で

    野外で催す茶会 いわゆる

     「野点/のだて」を楽しみました。

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眼下には

 花しょうぶや小川   アジサイ

   対岸には、杉や広葉樹の巨木の森

      日常の喧噪を忘れるような、

        ひとときを楽しみました。

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    このように利用していただけるのは、大歓迎です。

         ◇  ◇

 一方、

  梅雨の晴れ間、気温が上がらない 今、

   大急ぎで花しょうぶの株分け作業が行われています。

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 頼成の森の土は、粘土のように粘りがある。

   ミニ耕耘機の歯は、土が絡みついて空回りすることも。

      植物の成長は、時を待ってくれないから

         適時適期の作業は欠かせない。

            本日は、貴重な晴れ間でした。

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 アサザが いっぱい

2014年07月04日 | その他

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 「あさざ」 にとって快適な環境だったのか、 びっしり繁茂!

   黄色い小さな花を着け群生している。

     この植物は何という名前かと よく聞かれました。

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   「あさざ」 の発芽条件は、かなり微妙らしい。

     水中でも土中でもダメ!

        自然の水位低下で土の表面の種子に

          光と温度が与えられることが必須らしい。

             なんと ぜいたくな~!!

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        10月頃まで、小さな黄色い花が楽しめる。

            夏には、「あさざ」を見るだけで 3° ほど涼しくなるかも?

                ◇

 花しょうぶ祭りは終わりましたが、

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   いわゆる満開を期待しなければ

     晩生(おくて)の品種は、まだ咲いています。

       株分けなどの作業をしている所もありますが

         花見はできます。

            花見と思われる車が、頻繁に通過しています。

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アジサイが満開

2014年07月02日 | その他

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  花しょうぶ祭りのあと 静寂を取り戻した園内

    今、色とりどりのアジサイが咲き誇っています。

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    総合案内所のあった石の門周辺のアジサイ

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      樹下に咲くから、花は長持ちするよ。

            ◇

     本日は、菊川先生の指導で地層調査

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   頼成の森、地質学習のポイント調査

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 クリノメータで地層の走行、傾斜を測定。

   走行 N80°W  傾斜15~20° 泥岩砂岩互層

    頼成の森は、新第三紀音川類層とのこと。

     約500万年前に堆積した地層らしい。

だから、約500万年前には、ホタテの住む冷たい海の底でした!

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 突き出ている丸い石は、「ノジュール」

  「ノジュール」とは、地質用語で地層中にできた塊のこと。

   化石や砂粒を核として

    岩石中の石灰分が地下水の作用で

              濃集沈殿しながら固まってできたものとか。

                   砂岩や泥岩の中で砂や泥が周囲の母岩より

               固い球状となって含まれている。

頼成の森の

  ① 尾根は緩傾斜、斜面は急傾斜。

  ② 基岩は浸食されにくいも、風化すると浸食されやすい。

  ③ 土壌が浅い。

  ④ 水持ちが悪い。

          結局、行き着くところ、この地質の影響が大か!

              ◇

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   露頭の調査? をしている毛虫君がいました。

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