頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

美のつぼ「カスミザクラ」

2022年04月28日 | 紅葉
頼成の森にはカスミザクラがあります。
植えられたものもあるかもしれません。
白い花の中にわずかに紅色を帯びたものもありきれいです。
背景やコントラストを変えて撮ってみました。

霞のような淡い感じで

背景に緑も添えて

背景にスギ林の黒を添えて


4月25日の写真です。
休館日の火曜日26日をはさんで見てみると既に散っていました。
反省!今後もっとタイムリーに情報を発信していきたいと思います。
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可憐なチゴユリの傍らでガマガエル蠢動(しゅんどう)

2022年04月24日 | 紅葉
小さくて目立ちませんが、あちこちの林床でチゴユリの花が咲いています。
可憐な花をお届けするため、地面に顔を擦り付けての写真撮影です。

すぐ下の谷部では、ツボスミレのこれまた小さく可憐な花が。
周辺では何かが変な声を出しています。
辺りをうろつくと声がやみます。よく見ると、
人の気配を感じたヒキガエルが、この中途半端な状態で静止モードとなっています。「だるまさんがころんだ」状態です。

周りにも数匹はいます。今が短い恋の季節のようです。
(繁殖期のオスは黄土色)





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チューリップ

2022年04月23日 | 紅葉
昨日22日、となみチューリップフェアが開幕しました。
国内最大級の花の祭典で、300品種、300万本のチューリップが彩る世界は圧巻で見どころ満載です。

実は、これにかけて、頼成の森にも変わったチューリップがあります。というブログを昨日アップしようとしていたのですが、間違いに気付き本日顛末をご報告します。
どうです。チューリップでしょう。
駐車場周辺に植えられているユリノキです。
北アメリカ原産で、別名「チューリップ・ツリー」
コレダ!、と思ったわけです。
ところが、葉(上の写真)がチューリップに似ているからと思っていたところ、図鑑を調べると【花】がチューリップのようなので、ということでした。

花は咲いていないので没にしようと思っていたのですが、スタッフに上の写真が何に見えるかを問うと、即座にチューリップとありがたい返事をもらいましたので、今回掲載しました。

ちなみに、ユリノキの葉の形は様々で、半纏に見えることから「ハンテンボク」という別名もあるそうです。


外国産の樹木の話だけでは頼成の森らしくないので、最後に自生している樹木を一種。
ザイフリボク(別名シデザクラ)です。
バラ科の落葉小高木で、岩手県以南の雑木林の林縁などに自生、花の様子を武将が采配を振るう様子に見立てたのが名前の由来。

余り有名な樹木ではなく私の頭にも入っていなかったので、ここに記すことにしました。ドングリのこみちの入口にありました。

チューリップフェアは5月5日まで開催されます。頼成の森は同じ砺波市にあります。自生しているいろいろな植物が花を咲かせています。ぜひフェアとあわせてお立ち寄りください。


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紅白花合戦

2022年04月21日 | 紅葉
芝生広場の端に植えられたスイセンの中に赤のチューリップ一輪、今回はこれに触発され本日咲いている紅白の花合戦をお伝えします。

まずは、トキワイカリソウ、和名の常磐は葉が常緑であることからだそうです。錨のような白い花は摩訶不思議な魅力があります。

 
白を強調すべく化粧してみました。
(パソコンに入っていた普通のソフトで加工)


紅白桜の共演です。


トリはバーベキュー広場周辺のミツバツツジ、
蕾が一杯で満開が楽しみです。


ちなみに、バーベキュー施設は、今週末の23日(土)からオープンします。是非ご利用ください。(前日までの予約が必要です。)

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ブナの試験植栽地

2022年04月18日 | 紅葉
ホオノキ台からヒヨドリ山方面へしばらく進むと、「ツバキのこみち」があります。ここをちょっと下ると昭和49年に約0.2ha植栽されたブナ、イヌブナ造林地があります。

4月3日に見たときは冬景色でしたが、今はどうなっているか昨日行ってきました。

「小鳥のこみち」、「どんぐりのこみち」経由でホオノキ台へ
途中、日当たりの良い所ではミツバツツジが開花しています。

多くの箇所は蕾以前でこれから楽しみです。

さていよいよブナ林へ
まず4月3日の状態はこんな感じでした。(before)

昨日4月17日の状況(after)は、
なんということでしょう、今や満々たる緑の世界。ブナの一斉開葉です。

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快晴の日の朝

2022年04月17日 | 紅葉
放射冷却で霜が降りるほどの快晴ですがすがしい朝です。
駐車場周辺の手近なところで所で撮った(勝手に当人が思う)フォトジェニックな写真をお届けします。

朝日が射しこんでイチョウの葉が輝く

散り始めてますがシダレザクラもきれい

シダレザクラの背景にイチョウやケヤキを組み合わせてと

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雨もまた良し

2022年04月15日 | 紅葉
きのう今日と久しぶりの雨です。
小雨の森は晴れた日にない風情があります。
ヤマモミジ、クロモジ、リョウブなどの緑のトンネルを抜けます。

写真も雨の方がしっくりくることがあるんですよね。


頼成の森の遊歩道は粘性土が多いので、雨の日は特に慎重に歩いてください。





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コナラが芽吹き始めました

2022年04月13日 | 紅葉
ここ3日ほどの夏のような陽気に、コナラをはじめとする高木性の樹木の葉が開き始めました。

この時期のコナラの葉の色は特徴的で、萌黄色と言いますか、淡い緑に見えたり、葉の表面の絹毛に光が反射し銀色っぽく見えたりなかなか楽しませてくれます。

散り始めた桜と山の尾根の方はコナラ林。

ホオノキも


アカシデも

駐車場周辺に植栽されたイチョウ、ケヤキ、カラマツなども新葉を見せ始めています。

しばらくは新緑を楽しめます。
車道、歩道あわせて20kmほどの散策路があります。
ぜひお立ち寄りください。
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令和4年度 1回目のイベント開催しました

2022年04月10日 | イベント
本日、第1回のイベント「守り人と歩く頼成の森」を開催しました。
地元砺波のナチュラリスト林さんに講師をお願いし、春の森を観察しながら散策しました。
参加の皆さんも、頼成の森に精通した林さんの解説に興味津々、暑いほどの晴天の中、開葉前の明るいコナラ林を気持ちよさそうに歩いておられました。


本日、観察してお話を聞かせてもらった中で、花が咲いていたものについて「今咲いている花情報」として書き記しておきます。
クロモジ(上の写真)、ショウジョウバカマ、キブシ、タチツボスミレ、スミレサイシン、ヒメアオキ、ユキバタツバキ、ナガハシスミレ、トキワイカリソウ、ミツバアケビ

散策終盤では、春の女神「ギフチョウ」が皆さんの間を通り抜け歓声が上がりました。小さなお子さんも楽しそうで良かったです。また遊びに来てね。
林さん素晴らしい解説有難うございました。

森林科学館に到着すると、芝生広場にあるシダレザクラの花が、今日の陽気に誘われ、ほぼ満開になっていました。
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