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住職の独り言

~ご縁に触れて~

おまかせ

2009年06月10日 | Weblog
曹洞宗の道元禅師は正法眼蔵(身心学道)に

大聖(仏陀)は生死を心にまかす
生死を身にまかす
生死をみちにまかす
生死を生死にまかす

と言われる。

浄土真宗もしかりで、
「仏願に託する」「弥陀の本願に帰託す」と示され、

我がはからいを全て捨てて阿弥陀様に
罪も、さわりも、生も、死も、すべておまかせする。
これを一心といわれる。

でも、まかせたつもりでいても、
我が心に内に、我心が残っていては、
おまかせしたことにはなりません。
それは疑心があるからであります。
二心(ふたごころ)であり、一心ではありません。
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献血の効用

2009年06月09日 | Weblog
瀉血(しゃけつ)とは体外に血液の一部を出すことで、
要するに「献血するといいですよ!」という話であります。

肝炎になると肝臓に鉄分が過剰に蓄積され、
さらには肝炎を悪化させ…それが長引くと肝臓ガンのリスクが高まるので
月に一~二回瀉血することで肝炎を抑えるという。

日本人の平均寿命は男79歳・女86歳と女性が7歳長いが女性の場合、
生理で瀉血する効用で長寿の要因になっているという。

年に数回献血するといいかもね!

…私も献血しょうっと!

今回の話はスイス・ベンナー病院で世界最前線の自然療法を研究しておられる石原結実先生の書き物から引用しました。
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自然体

2009年06月08日 | Weblog
6/7日曜礼拝では、
先日の会津旅行で撮った写真を
みんなでワイワイガヤガヤと楽しんだ。

その後初の試みとして「抹茶を楽しむ会」が催され、
初夏の風を感じながら至福と一時を過ごした。

話は先の話に戻るけど、
写真を見ていると、自然体で撮れている写真はいいんだよね!
私なんか、どうしても写真を撮りますよと言われると構えてしまう。

お寺さんらしくとか、かっこよく見せよう、可愛く見せよう、美人に見せよう…
無意識に心が形を作る。
あるがままの姿をあるがまま撮られればいいんだけど…

浄土真宗の信心も同じだなァ…
なかなかあるがままの自分になれないで、
ああしたらいいんじゃないか…こうしようと自力心がつきまとう!

本願他力のお念仏は、あるがままの私が、
あるがまま阿弥陀如来に救われるのであります。

~歎異抄~
よろづのことにつけて、往生にはかしこきおもひを具せずして、ただほれぼれと弥陀の御恩の深重なること、つねはおもひいだしまゐらすべし。しかれば、念仏も申され候ふ。これ自然なり。わがはからはざるを自然と申すなり。これすなはち他力にてまします。

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変化するいのち

2009年06月07日 | Weblog
同窓会で何十年かぶりに会うと、
あの人がこんな顔になっちゃったの…
ガッカリしたり、驚いたり、見直したり…

この人、若い頃はどんな顔していたんだろう…?
先日、若い頃の写真を見てビックリ!
…可愛い顔してるではないか!
でも今は…こうなっちゃうの…

当たり前だけど時と共に変わっちゃうんだよね!

原子や分子が寄り集まって人間という形を作り、
生滅変化し続ける。

人が死んでも「無」にはならず…変化し続けている。

木が出会いによって紙になったり、
木の仏像になったり…

付くべき縁あらば付き、離れるべき縁あらば離れ。
それだけのこと…

~教行信証~
ああ、弘誓の強縁、多生にも値ひがたく、真実の浄信、億劫にも獲がたし。
たまたま行信を獲ば、遠く宿縁を慶べ…ここに愚禿釈の親鸞、慶ばしいかな、西蕃・月氏の聖典、東夏・日域の師釈に、遇ひがたくしていま遇ふことを得たり、聞きがたくしてすでに聞くことを得たり。
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会津の旅 2

2009年06月06日 | Weblog
二日目の昼食
蕎麦か?パスタか?
どちらか選んで下さいというKさん。
アンケートをとると蕎麦組が圧倒的多い。
人数調整?…私はパスタ組へ…

木漏れ日の小道を登っていくと
緑の木立の中にひっそりと建っていた。
ハーブとパスタのお店「花木香」とうお店だ。

深緑の山から駆け下りてきた風薫る中で
サラダ・ハーブティ-と共に
トマトベース・タラコ・キムチスパゲティ-を大皿に盛り出して下さった。
それぞれにハーブが効いたパスタだ!
私はキムチスパゲティーが良かったかな…上品な味である!

また、お寺の仏教讃歌のCD作りにご協力下さった。
Tさんのピアノと共にお母さまのシャンソンを聞いたけど…
最高でした!

KさんTさん、そして参加して下さったご門徒さん
ありがとうございました。
私の宝物が一つ増えたかな…

でも、どうして私は食べ物に弱いんでしょう…
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会津の旅 1

2009年06月05日 | Weblog
会津に行ってきました。
内容は天真寺日記にも書かれておりますが、(http://blog.goo.ne.jp/tenshinji/e/bfec3b376b21d3448ab5edbc28a6d35b)

この度の旅は旅行社の企画と違って
Kさんが私達の為に企画して下さった特別プランでした。

また私の食欲をも満たしてくれる百点満点の旅でした。

一日目の昼食は「お秀茶屋」
白虎隊の隊士や土方歳三も食べたという名物の田楽
田楽は自家製のお餅をはじめ、生揚げ・身欠きニシンなど4種類。
特製の味噌を塗って、ご主人が額に汗して
囲炉裏で串に刺して焼いてくれます。
雰囲気といい味といい絶品でした!
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生きてること

2009年06月04日 | Weblog
人の一生、短い人もあれば、長生きする人もある。

滝廉太郎(明治時代の作曲家)23歳。 
尾崎豊(ミュージシャン)26歳。
石川啄木(明治時代の歌人、詩人)26歳。
…共に20代で亡くなっている。

親鸞聖人は90歳。蓮如上人85歳。
成田きん(きんさんぎんさんの一人)107歳 

この差は何なんだろう?
これも縁と言えばそれまでだけど…

もちろん長生きが良くて短命が悪い訳でもない。

どっちにしたって「私」は今、生きているということ。
そして「いつか必ず死ぬ」という事だけは事実。

死を見つめる事は「生」を思う事であり、
寿命を考える事は「いかに生きるか…生の意味」を考えること。
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寝むれない夜

2009年06月03日 | Weblog
ここの所寝れない夜が続いている。
いつもは9時過ぎには寝てしまうのに…
でも私には寝むれない時の切り札がある!

腕立て伏せを30回すると疲れて寝てしまう。
単純でしょう。
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会津大仏

2009年06月02日 | Weblog
6月3~4日と寺の旅行で会津に行く。

先日、別件で福島県会津に行った折、
浄土宗多念義派本山「願成寺」の会津大仏(国重要文化財 )を見て来た。

阿弥陀如来は身の丈約2m40㎝あり会津大仏と称され、
東北では珍しい来迎三尊像でありました。


お寺は質素な中に手入れされ、誰でも会津大仏を拝することが出来る。
拝観料も取らず護持されていたが、頭が下がるお参りでした。
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千葉組750回法要

2009年06月01日 | Weblog
昨日は千葉市文化センターで千葉組親鸞聖人750回大遠忌お待ち受け法要が勤まった。

スタッフの皆さん・参加寺院・富山の雪ん子劇団の皆さん・講師・ご門徒の方々…みんなみんなありがとう。

雪ん子劇団の子どもたちは前日から来て下さり、
演劇を終え午後4時頃千葉を出発して帰宅されるのは夜の11時12時…
本当にほんとうにご苦労様、そして有り難うございました。
お陰で感動のお芝居を観劇出来て本当に有り難かったよ!

でも千葉組での取り組み事業でこんな盛大なイベントはなかったと思う。
大成功でしたよ!皆さんご苦労さま!
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