住職の独り言

~ご縁に触れて~

びんずる尊者

2023年04月07日 | 独り言
長野の善光寺から「びんずる尊者」が盗まれた。とのニュースに接し調べてみました。
賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)
釈尊の弟子の一人。賓頭盧跋羅堕闍 Piṇḍolabhāradvājaの略。十六羅漢の一つ。
人柄は、博識で慈悲深く十善を尊重し、阿羅漢果を得て神通力を得が、世人に神通を用いて釈尊に叱られ,涅槃に住することなく,末世の人のために福田として西方の土地で教化するように命令された。
中国では食堂にその像を安置する風習があり,日本では堂の前縁に置いて,その像をなでた手で患部に触れればなおると信じられ,除病の撫仏とする風が起ったが,伝染病媒介のおそれがあるため現在は禁止されている。

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