五劫思惟
阿弥陀仏が因位の法蔵菩薩の時、世自在王仏のみもとで一切の衆生を平等に救うために、五劫という長い時間をかけて思惟をめぐらせた時間の長さであります
【五劫】
梵語カルパ(kalpa)の音写。インドの時間の単位。極めて長い時間のこと。その長さを磐石劫ばんじゃくこう・芥子劫けしこうの譬喩で表す。
『大智度論』には
磐石劫…四十里四方の石を、百年に一度ずつ薄い衣で払って、その石が摩滅しても劫は尽きない
芥子劫…四十里四方の城に芥子を満たし、百年ごとに一粒ずつ取り出し、すべての芥子がなくなっても劫は尽きないとされる。
(この譬喩の石・城の大きさや年数の示し方には諸説がある)
阿弥陀仏が因位の法蔵菩薩の時、世自在王仏のみもとで一切の衆生を平等に救うために、五劫という長い時間をかけて思惟をめぐらせた時間の長さであります
【五劫】
梵語カルパ(kalpa)の音写。インドの時間の単位。極めて長い時間のこと。その長さを磐石劫ばんじゃくこう・芥子劫けしこうの譬喩で表す。
『大智度論』には
磐石劫…四十里四方の石を、百年に一度ずつ薄い衣で払って、その石が摩滅しても劫は尽きない
芥子劫…四十里四方の城に芥子を満たし、百年ごとに一粒ずつ取り出し、すべての芥子がなくなっても劫は尽きないとされる。
(この譬喩の石・城の大きさや年数の示し方には諸説がある)
五劫という時間は
何万回何十万回という生死を重ね
苦悩しながら生きた私の姿を法蔵菩薩は目にされ
その苦悩の本を抜く為に思案され、
何万回何十万回という生死を重ね
苦悩しながら生きた私の姿を法蔵菩薩は目にされ
その苦悩の本を抜く為に思案され、
救いを成就されるまでの時間でありました
南無阿弥陀仏
