住職の独り言

~ご縁に触れて~

魂を入れたり出したり出来ますか!

2008年03月05日 | Weblog
お釈迦様は、この世の全ては
「縁によって生じ、縁によって滅す」
これ縁起の法であり、
不変なる霊魂を説かれていない。
しかし世の人は、
お墓を新しく建てると「開眼」とか、
お仏壇や位牌に魂入れ」・・・と言われるが、
お墓を建てたら「建碑法要」であり、
お仏壇なら「入仏法要」である。
友人の布教使が、
あるお宅から「魂入れ」(入仏法要)をして下さいと言われ、
そんなら「あんたの魂抜いたろか!」と言ったという。
そんな魂入れたり出したり出来るかいなァ・・
よく位牌に○○○○霊位と記されているのをよく見かけるが、
亡くなった方を魂とか霊といただくから、
フワフワとさまよう霊が、
災いを起こさないようにと、
位牌の中に入ってもらい供養する。
お盆になると、
仏壇から位牌を出して並べ、お供物を供え、
位牌に向かってお経をあげて供養する。
浄土真宗には必要ないこと!
阿弥陀如来に抱かれて、
お浄土(おさとり)の世界へ参らせて頂くと、
弥陀同体のおさとりの世界から
自由自在に私を護り導いて下さっています。
ご法事では、
お仏壇のご本尊(阿弥陀如来)を中心にお荘厳し,
お勤め(仏徳讃嘆)させて頂きましょう。
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