住職の独り言

~ご縁に触れて~

縄文杉

2009年05月22日 | Weblog
綺麗な花を花瓶に活けても暫くすると枯れてしまう。

屋久島の縄文杉(世界遺産)は7千年余り(推定樹齢)生き続けている。

何故、生き続けているかというと根があるからであります。

縄文杉の木の根はどれくらいの広がりを持っているんだろう…?

しかも私みたいにウロウロと動き回るのではなく、
その場所で生き続けている。…尊敬する!

人間も根が大切なんだよね!
どんなに栄華な人生であっても一時のこと!

親鸞聖人は
「慶ばしいかな、心を弘誓の仏地に樹て、念を難思の法海に流す。」
とお示しになり、

阿弥陀如来のみ教えが「私の根っこ」となって下さり、
私の苦難な人生を支えて下さるだよ!
とお示し下さいました。

根を育てるのは人間にとってお聴聞以外にはありますんよ!
コメント
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