King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

三月の季節のブレンドは

2021年03月01日 09時48分50秒 | 珈琲

この冬は一回しかスキーに行けていません。

そんな冬も二月に20℃を超える日が何日かあり

コロナウィルスにより一年にも及ぶ外出自粛が言われ

なんとも縮こまるような気分と情勢なのですが、それでも

日々生きていかなくてはいけないということで人は活路を

見出そうとするのです。

 

先月当店でも最近は酸味が苦手でという方が最近はいなくなったと

感じ、スペシャルティの豆を売る珈琲屋としてはやっと普通になったと

思うのもつかの間、今度はカフェラテとかカフェオレ用の豆をくれとか

いう方が現れ、それが続くというこれは進歩なのか何なのかと思うことも

ありました。

 

そんな時に今を感じこの季節の中で飲むのならという季節のブレンドも

冬の終わりから春を楽しむものになるのですが、しかしこの季節二月の変化を

感じてそれに触れないで三月の季語だけ並べても実に白々しいものです。

 

二月はいつもより二日少ない月という営業を経験した人や正にその職にある

人には実に痛い月であり、それに今年は休日が増えているというやっかいな

情勢にいらいらとして過ごす月であり、それが大雪とか地震とか低気圧とか

もあり、はたまた20℃も超す日になったりと波乱に富んだ月が過ぎ今度は

期末というまたあわただしい新しい月なのです。

 

しかし、この三月は新しい出会いと別れの月でもあり、冬から抜けて春になる

という期待も強いものです。いつも思うのはこの時期を現わしている歌として

『早春賦』のよくできたことです。なぜかこの季節をよく表すこの歌を聞くと

癒されるような気持ちになります。というわけでそんな珈琲にというイメージで

ブレンドしたのが今月の『早春賦』です。お楽しみください。


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