King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

サイクロンも煙突も

2013年06月08日 21時16分38秒 | 珈琲
分解しました。

先日、本体の分解と清掃をして、ハゼ温度が早く来るようになった
のですが、その表れ方が一定でなく、これはまだなんか不安定な要因が
あるのかと換気扇の清掃から初めて煙突を外すと、なんと汚れが
ぼろぼろと出てきて、これはサイクロンもついでにと徹底的に
清掃しました。

すぐに焙煎してその効果のほどを確かめたい感じがしましたが、
徐々に来店者が現れ、試飲希望の予約もあり、部屋の用意に
あたりました。

最近の試飲パターンは最初にアイスコーヒーを淹れ、次に季節の
ブレンド『青嶺』を淹れます。

今日はすべての清掃をしたので、ネルも新品にしました。

これは驚くほどのきれいな味に仕上がりました。

アイスはみなさんあっという間にグラスを空にします。

すかさず季節のブレンドを淹れ、その説明をすると漏れる声は
どなたも同じです。

まずアイス珈琲が簡単に直ぐ出されることにびっくりし、その味に
驚き、苦みの記憶がいつしかテーマを甘味にされていることと
その酸味の醍醐味に話題が移るこの展開に喜びと満足を感じて
もらえることが今までただ今年の良い豆の説明とモカマタリの
芳醇を試飲で確かめるより充実した時間の満足を感じていただける
ようです。

ロンドムノ農園はほんの少し加える豆で色々な顔を見せこれを
飲み比べるのも面白いのですが、珈琲は苦いものという固定観念の
人もおいしさをきずかせる日本食で言ううまみの説明も大事なものです。

和食の誰でも納得させる幅の広さは、時に生ものも魚も嫌いいう人でも
ファンにする技があるのです。食卓を美しく季節ごとに飾る文化と食材の
食感まで楽しむという色彩と口に入れたときの喜びまで考えられた
その奥行の広さです。

その心を珈琲にも投影してブレンドすれば、色と味と香りと味といくつもの
可能性を見せます。

さて、隅々までオーバーフォールした焙煎機で最初に何を焼こうか
明日の楽しみです。


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