King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ツグミ2号発進

2012年05月08日 09時18分32秒 | 珈琲
ゴールデンウィーク中大変なことが起き、昨日まで
もやもやと引きづっていましたが、連休明けの昨日
業者と連絡を取りやっと解決となりました。

先月、17日から21日までの間に新豆を続々と入荷し、
テストして今月から売買の予定でした。

ところが、旅行後検品していて納品ミスが発覚し、
連休中で業者と連絡が取れず、そこから入れた豆も
手を付けられずという事態になりました。

29日の写真展出店は、そこの豆を使うつもりでしたが、
急遽違うものにして、いろいろ変更し予定も狂いました。

今まで色々なランクの豆を持って
いましたが、それらをすべて整理し、とにかく手に入る
最高ランクの物にシフトすることにしました。

商社のティスティングシートを参考に実績ある豆と農園
でなるべく90点以上のものにしたのです。

そうすることで、ハンドピックなどの手間も大きく軽減
でき、在庫も絞ることができます。

アルミのバキュームパックで送られてくるものが増え、
倉庫内も高級化したようです。

ごたごたも解決し、新豆のテストでやっと気分も改善し
諸々切り替えることができました。

そんなついでに今月のブレンドも味を見直してみました。

ツグミのテーマである甘味ですが、これは甘味を出すのに
甘い豆だけ使うとつまらないものになってしまうと苦みに
も特徴を取り入れ、そのバランスで印象深い味とコクを
演出しています。

でもこれだと珈琲を飲みなれている人には理解されても
普段全く飲まない人にはやはり苦いという印象の方が強い
と感じるのです。

甘味の説明をしても理解されにくいのです。

色々と試行錯誤しましたが、甘味が積み重なるような
演出で珈琲の甘味を印象付けました。

もちろん前の物を飲んだ人でも全然違うものだと気が
つくことはないでしょう。

あくまでツグミの新バージョンであり、基本の線は
同じです。

前回の物を手にした人にも飲んでいただきたいそういう
意味での改良版です。

季節的なもので、季節により合わせる必要や今後も
変化があるかもしれません。

その都度お知らせいたしますが、あくまで良いものを
お届けしたいということからのことですので不明の
点はお気軽にお尋ねください。

気になった方は試飲にいらしてください。
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