世は米の選挙の話題でいっぱいです。
この両候補の主張を聞くと今世界で何が問題になっているか知ることになるわけですが、
その中でもエネルギーや雇用の話題は大きく景気や雇用と生活に密接する話題だから
両候補も頻繁にテーマとしています。
最近の海外ドラマや映画でもこの問題がしばしば出てきます。巨大企業の石油産業として
出てくる彼らが田舎の農地を巨額の提示で買いあさり自然と環境と地域社会を分断していく
様子を描いているようなのですが、伝わるのは反対しても無駄なんだよという雰囲気が伝わる
だけで彼らが悪なのか、反社会なのかは触れられません。
この問題で気になるのは日本の最近起きた問題で都内で突如道路が陥没し、また新しい陥没が発見と
いうものがありました。原因は特定されていないものの外環道の延伸が工事中でその関連がいわれて
います。その工事はわずか地下40m程で日本では新深度に当たり、地上の所有権に関係なく、所有者の
許可なく掘削が可能といいます。現在リニア新幹線も高速道路も多くその範疇で作られているのです。
米の石油会社はいわゆるシェールガスを掘るため土地の買い占めを進めているのですが、問題になるのは
有毒物質や二酸化炭素の放出です。二酸化炭素については掘削後それを地中に戻す技術が開発されこの
シェールガス掘削が進んだ背景があります。しかし、実際には二酸化炭素が漏れて死んでしまった人や
家畜の映像などが映画やドラマではでてきて知られていない大問題として映像化しています。
安全なら日本のように地下と地上は別として掘削を許可してよさそうですが、そんな地上には影響ない
お上品な工事でないから土地買収という絨毯爆撃的手法なのは予想されます。
米国のように広い国土ならそのような開発もエネルギー投資も可能なのでしょうが、日本のような箱庭的
国家では自然保護とか色々環境問題は複雑です。
そんな日本の国土を外国や外国企業が水源の土地を買い占めているとかいうニュースや警告はありました。
日本では過疎化や高齢化して耕作放置が急速に進んでいるのに何の対策もなく秩父でも市内の空き家が
目につき行政の無策や新しい生活様式と合わせて何かできないかと思えてなりません。
そんなことを思う中、今日はまたお客さんとの会話でまさにこの今月のブレンド『木枯し』のテーマとなる
寒さの強まる中、ほっこりとするような心温まる心地を体験して新しい生活様式で少なくなるお客様との会話でも
その密度は濃くなっていると感じるこの頃です。
多くは酸味のない珈琲をくれとか酸味が苦手なのでという相変わらずのものも多いのですが、マスターの珈琲で
珈琲の甘みを知りましたという言葉もいただき伝わる人には伝わっているという手ごたえも感じます。
今月のブレンドも評判よくありがとうございます。
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