King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

70億人

2011年11月01日 09時19分51秒 | 日々のこと
地球上の人類の人口が70億人を超えたといいます。

先進国では人口が減っているのに、なぜこうも爆発的に
増加しているのでしょうか。

特にインドあたりの増加が激しいと言います。

人間の場合、一回の出産でひとりしか生まれませんが、
連続で毎年生むことも可能なわけで、出産可能年齢から
可能な限り生み続ければ、20人程度はひとりで生み出せ
引き続きその子もまた同様に生み続けることも可能で、
そうなればこの程度の増加は十分可能なわけです。

日本では、結婚する年齢も高くなって来ていて、さらに
生む子供の数もひとりかふたりが大半です。

最近では職がなく結婚などとんでもないと言う結婚し
たくともその前に生活の基盤が整わないという切実な
問題があります。

さらに最近の若い人の話を聞くと、結婚より個人で
楽しむ事を優先したいとか自由でいたいとかそんな
社会より個人を優先する考え方が増え、社会を形成
する前に個人としての自分を優先したいと言う考えの
元に人口減少もつづくのでしょう。

一方途上国では、生存の方法と一族の繁栄と言う切実な
思いが子沢山と言う行動になっているようです。

農業主体の産業構造では家族が多いほうが生産力も増え
労働力の拡大と言う側面として人口増があるのでしょう。

と言うことは世界はまだ人力に頼る農業国が大半で大勢を
占めている事になります。

農村を機械化したらこの人口爆発が止まるのかというのも
そう単純では無いと思いますが、増加の速度に対しては
なにやらぞっとするものがあります。

まずは環境問題や食糧問題が気になるところです。

世間ではTPP問題が毎日にぎやかですが、これは聞くと
どうやら参加しても何もいい事はないと言うように
思えます。

アメリカへの輸出関税にしても今はそんな高くなくこれ
を下げてもらうより、日本に入ってくる物の方が問題で
あるといえます。

不公平なものは是正しなくてはなりませんが、下手をする
と日本の財を海外に掠め取られることになりかねません。

ただ反対すると言うのもあまりに芸がありませんし、
参加したらあっという間に取り込まれたということにも
なりそうで、今の政府で大丈夫かと言う懸念ばかりが
募ります。
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