King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

やってきた寒波

2012年11月16日 09時34分07秒 | ジョギング
つい先日の話ですが、11月は快適というランニング事情を
書いて置こうと思ったのですが、昨日の夜の様子でそんな
簡単なことではないという感じになりました。

一昨日までは、汗が滴り顔にあたる冷たい風も心地よい
感じでしたが、あの誰も出歩く人など誰もいない冬の
凍てつく夜道を思い出しました。

それもまだ氷点下に下がるほどでもない寒波が来襲し、日本海側
に荒れ模様の天候をもたらしたことによります。

冬になりそれが居座るようになればこのつらい状況が
続くのです。

もはや装備は冬の物で、何もたすものはないのに耳や手は
かじかんだ感じになり、ついにこういう季節がやってきたかと
思いました。

満天の星空ながら、一昨日あたりから北西の空に雷の閃光が
瞬く不思議な空模様でした。

近年晴れていても雷鳴がとどろくことはあり、複雑な気象現象は
激しさを増しています。

美しい秋を堪能していたと思ったら急に背中をどやしつけられる
ように寒波を浴びせられるのです。

そんなわけで、我が家でも昨日は暖房を入れて過ごしました。

一昨日は、桜橋の近くで公園橋に向かうランナーを見つけ、
この坂道を上る珍しいランナーに100m位の差で追尾する形に
なり、さらに公園橋を渡るのも同コースで橋の上で追い抜く
ことができました。

最近、スロージョギングをして抜かれることが多かったので、
久々に追い越すという行為になりました。

公園橋のあたりで何人ものランナーを見かけ、他のコースでは
見かけなくなったランナーもこのあたりだけは多いので少し
心もあったまったような感じになりました。

しかし、昨日は歩道にいるウォーカーにしばしスピードダウンを
強いられ人に会うのもよし悪しという思いをまた強く感じました。

決して楽なコースやなだらかなコースばかり走っているのがプラス
にならないのは知っていますが、自分の想定以外の邪魔が入るのは
どうにかしてくれよという感覚が浮かぶのも事実です。

それが歩道のでこぼこだったり、こちらのペースを乱していると
気が付かない歩行者だったり、靴ひもの結び具合だったり、
頭の中で悪態をついている相手が行政だったり、年寄りだったり、
自分の行為だったり、そしてすべてに謝罪することになったりと
いう循環になっていたりします。

寒波にさらされても、人は何かのベールをまとい守られていると
感じつつ、自分も薄いTシャツやタイツのほかに何かに防護されて
いると勝手に信じつつ走ります。

以前はそんなベールも何も感じませんでしたが、何年も走って
いてそんなベールが頭の上でつながってるのではないかとさえ
感じます。

多分、今走っている多くの人も何かを感じ、自分の身に起きる変化と
心情の変化を感じるから続けて走っているのではないかと思います。

そうでなければこんな寒くなっても誰に褒められもせず、得に
なるわけでもないのにせっせと走り続ける人が増えているわけが
ありません。

これは決して怪しい宗教感とかそんなことでなく、走るということが
生きるという行為と同意義ということです。

別に私は他の人に走るのを勧めたり、意識改革の話とかセミナーを
勧めるものではありません。当店の珈琲は強く勧めますが。

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