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King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

維新は萱の外

2012年09月14日 09時21分03秒 | 日々のこと
暑くて雨の少ない九月が続きます。

昨日の100分de名著のチェーホフはまさに
現在の日本の状況のような片側だけの意思表示の
劇でなぜそうなるのかという解説も新時代を
予言したチェーホフの時代から見たものが
見事に現代を描写したということに感じられ、
人がやることなんてこんなことなのかという思いに
かられます。

現役売れっ子作家とベテラン女優に文句と批判だけの
若い作家志望は、自分の芸術を示せずにいて、不平と
不満に沈んでいる。

そんな構図と国民そっちのけで、各々の党首を選ぶ
選挙を繰り広げ、重要法案や復興など店晒しのまま
の政治も同じ構図の様です。

そして、そんな既成政党を脅かす存在として維新の会
が国政に出るというニュースは詳しく報道されません。

国外では突如のリビアの米大使が殺害されるという
騒ぎも、昨年のアラブの春という暴動騒ぎと同じで
シリアの内乱にしろ作られた戦争のようなものを
感じます。

米に石油が枯渇した時には、イランやイラクを直接
攻撃する戦争でしたが、今やシェールガスが開発されて
中近東やアラブに安い石油を産出されてはならない
状況で、都合よくまたデモが起きるという騒ぎです。

そもそも元が昨年作られた映画に対する抗議だという
のも意味が解りません。

彼らの場合、隣国が攻めてきたとか自国の安全保障では
ないのです。

いま日本を取り巻く環境で島を取られてしまうとか、隣国が
攻めてくるとあおる人達の口車に乗ったり、核を必要とする
理論に安易に乗ることはできません。

意味のない核燃料リサイクルや新造中の原発と高速増殖炉は
即座に中止し、各地に植えてしまった杉林の活用をしたら
いいのです。

正しいことをはっきり言えば角が立つので、意味のない核燃料
リサイクルも継続と意思表示し、外国からの要望や軋轢をかわす
ためと世論の反応のギリギリをみての国のエネルギー政策だと
いうのは解りますが、それは役人の考えた作文に過ぎず、指導者
としての立場はもっとより国民の将来を見据えたものでなければ
ならないでしょう。

ばらまきの復興予算による補助金などより、地元にそれぞれ
がれきで発電する施設と山の木を切って発電する企業を立ち上げ
雇用とエネルギーを確保すればよいのです。

もう既に耳触りのいい公約や政治家の主張が絵空事で実現され
ないのは国民は経験済みですから、既成政党など誰も投票
したくないでしょう。

しかし、新しい政党もどこかでまあり売れなかった人とか、
新鮮味のないタレント議員だったら国民はますます政治ばなれ
を起こし、無気力社会とデフレ停滞社会が続く懸念も感じます。

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