King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

切れるなポール、セルティックス対ホーネッツ

2008年12月15日 00時55分33秒 | バスケ
Team   1   2   3   4   T
Hornets 21   19  24   18  82
Celtics 21   18  30   25  94

2008/12/12
Arena: TD Banknorth Garden, Boston, MA
Officials: #17 Joe Crawford , #56 Mark Ayotte , #64 Eli Roe
Attendance:18,624
Duration: 2:30

前半までは良かったんですが、後半力尽きた感じですね。
意外にもホーネッツもディフェンスが良いので、ひょっと
したらかてるのかと思いました。しかし、それは後半が始まった
ら、はかない夢だったのかという感じにセルティックスの守りは
固く、いかに巧みな攻めを持つクリスポールでも、徐々に攻め手を
なくしていきます。
セルティックスの攻撃では、レイアレンのきれいなスリーポイント
が印象的でした。あいかわらず、持ってから打つのが早い早い。
それにもかかわらず空中姿勢とボールの描く放物線のきれいなこと。

前半の注目点は、ロンドが意識しまくってポールに挑みますが、
スタイルが違う上に、意識して自分で決めることや中に持ち込むことに
意識が行き、ボールは中で死んでしまうことが多くなり、パスも
うまくつなげません。ホーネッツの攻めもインサイドにポールが持ち
込んで、外に待つ仲間にパスをするだけですが、それが他の選手と
違うところは彼が持ち込むと一気にディフェンスが収縮してパスコースが
いくつもできることです。

行き詰まり、仕方なくパスを出すのと違い、パスを待つ選手も余裕が
あり、得点成功率は高いものがあります。ただ、この戦法も後半は
固い守りと早い段階でつぶしに来るセルティックスのファウルに阻まれ
中々攻撃チャンスがなくなります。特に最後のクォーターでは、ボール
を持ち込んだポールが自分で入れに行く機会が増え、リズムも悪く
なります。ポールの焦りが外からも見える変化でした。

いかにもポール頼みのチームで、オフェンスの幅もなく、一旦シュート
セレクションを崩したシューターに焦りを覚えた司令塔と敗戦モードが
急に増してきました。こんな時にこそ新のエースと呼ばれる活躍をファンは
見たかったのですが、逆にスター軍団とその控えの力を際立たせることに
なりました。ガード対決に意識しまくってミスを犯していつもの半分も
得点できないロンドの代わりにいつもの無茶打ちのスタックハウスのスリー
が今日はよく決まり、ピアースのスリーも好調で結局は、ポールの最後の
くさりまくってファウルを犯した醜態が印象に残る試合になってしまい
ました。

セルティックスのオフェンスの幅の広いのがいやらしく、ホーネッツには
ないスパースターぞろいだからと指をくわえる
のでなく、相手はディフェンスを強化してファウルが実に多くなった点を
冷静につくとかもっとポイントガードとしての意識とか、つくべきところを
チームで畳み掛けるとかもっとシチュエーションを楽しめるものであれば
良かったと思いました。一つ一つのターンにそれぞれの選手の意思がみえる
ような試合ではありましたが、ポールの態度をあわせてみると逆に単純な
ゲームに感じてしまいます。

それと、セルティックスに比べて後半のホーネッツの足の止まり方は体力的
にもホーネッツの方が若いチームでありながら動き負け体力負けのところが
あるのも気になりました。
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