King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

珈琲屋こよみ

2015年01月05日 12時10分12秒 | 読書
『紅雲町珈琲屋こよみ』がNHKでドラマ化され
現在秩父で撮影中という事で、これが製作期間が
今月上旬で放送は今年の春ごろ総合テレビだそうで、
吉永南央『萩を揺らす雨 紅雲町珈琲屋こよみ』
『その日まで 紅雲町珈琲屋こよみ』を読んでみてと
友人に言われて読んだのが『萩を揺らす雨』
『その日まで』『名もなき花の』です。が


実際に読んでみると作者が秩父出身で、秩父の人が
読むと秩父の雰囲気が随所に出ているという話で
したが、そんなこともなく、架空の紅雲町とは
人口20数万人の都市であり、街並みを記述した
文章より、丘の上の観音様とか三つ辻の地蔵など
高崎の辺りを書いていると思われます。

自然の描写や町の歴史などに触れたところも秩父の
街を連想させるものはでてきません。

解説やら書評やらによく登場するミスマーブルですが
そんな推理小説らしい推理やら事件やらは起きない
のでそんなものを期待するととんだ肩透かしをくらい
ます。

もっと軽い読み物としてお草さんのおせっかいな
行動を覗いてみるという感じで読むといいでしょう。

そうはいっても知っている秩父の店で撮影されている
ドラマは気になります。

そして、今秩父を訪れればセットの小蔵屋に入れるの
ですからこれはチャンスです。

秩父のレトロな街並みと猫のいる小道などと一緒にお楽しみ
してみては。

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