King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

星に見とれながら

2018年12月17日 10時09分35秒 | 珈琲

昨日はマイナス4度と一番の冷え込みとなりました。

そんな中週末は寝る前に必ず星を眺め流れ星を探すという

寒い身も凍るようなことをしました。

ふたご座流星群の極大日の15日夜には数分に一度流れるという

結構な確率での流れ星が見られついつい次のひとつを見たら寝ようと

見続てしまい、すっかりと冷えてしまいました。

こんなことをしても風邪をひかず冷たい布団に潜り込んでも直ぐに寝込める

のも日々のランニングとデカフェのおかげです。

 

それともう一つ重要なのは人混みは避けることです。

 

どんなに鍛錬してもインフルエンザはウィルスなのでそれに侵されれば

罹患してしまいます。

このインフルエンザ由来は水鳥だといいます。水際にいるウィルスが鳥に

付いてそれが変異して人間にも害を及ぼすのです。このウィルスは生物でも

なく瞬時に変異し、鳥から人間にとりつき毎年流行を繰り返すばかりか2,30年

に一度パンデミックを引き起こし、死者を出す大流行となります。

 

この生物でもないウィルスに対して医者は効きもしない抗生物質を使い耐性菌を

増やしてしまい、今後の影響が懸念されています。つまり風邪もひかないなどと

自身の免疫能力を誇示したところで、このウィルスに対抗できる抗体がなければ

簡単に死んでしまうこともあるのです。

 

となるとせめてできることは水辺に行かない、人混みに近づかないなどという

消極的な行動をとる事しかなく、仕事上人と会うことは必須でその人がウィルスを

持っていたらかかるのです。その生命でもないウィルスというものは食中毒を起こす

細菌などの100分の一と小さくマスクなどでも防げるかどうかというものです。

生命でもないそのウィルスがなぜ増殖し人にとりつき害を及ぼすのか不思議ですが、

そもそも無機物の中から生物が発生していく過程などを考えて全て宇宙の循環として

考えると流れ星などもその一端として今の自分の生にもかかわる一瞬を見た思いを

して、いつまでもその不思議に尽きない興味とともに眺めていたくなるのでした。

 

人間の免疫システムとか先日ノーベル賞に輝いたガンの免疫とか解明されるたびに

体内の循環に各臓器や共存する体内菌や寄生生物などとの共存関係に注目されること

になりました。日本の古来の食事システムはそれらの菌との共生を知っていたかのような

麹やら酵母やら酢酸菌乳酸菌などを巧みに使って培われてきました。日本では忘れられ

段々取ることも少なくなるお米とみそ汁、漬物の食事は海外では逆に注目され、米国の

スーパーでは日本ではあまり見られなくなった味噌の量り売りなどがあるといいます。

 

私は、そういう体内菌や寄生生物による健康維持に加え、珈琲のリラクゼーション効果に

注目しています。

良い珈琲にはハーブティーのようなフルーティーで喉を通る清涼感もあり、巷にある

ただ黒く苦いだけの液体にはないリラクゼーション効果も強いと感じます。

そのほっとする感じに寄与する最大の効果をもたらすには何が必要か焙煎にこころを

砕き、作られているのが毎月の季節のブレンドであり、その時その時の味に求める

今を生きる心に答える味を表現しています。

 

今月はその意味でも一年の最後、一大フィナーレであり、その時にふと立ち止まり

振り返る一年に耐える味です。そして立ち止まり振り返るだけでなく、また元のテーマに

戻るという本来の音楽の構造に倣いまた明日と歩み続けるための活力の元ととなる珈琲

本来の味がベースとなっています。今月の季節のブレンド『第四楽章』。お楽しみください。

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