King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

光のイディア的秩父のポイント

2018年06月20日 12時53分20秒 | 珈琲

秩父のいいところだけをさっさと巡りたいというお問い合わせを

よくいただきます。

では、今の梅雨時の秩父を巡るならと言う所をサクッとまとめてみました。

 

まず秩父の地形的特徴である河岸段丘というものを見てみる必要があります。

一番いいのは武甲山から秩父を見てみると一番手っ取り早いのですが、これは

健脚の方でないとなりませんし、時間のない方や手っ取り早くという目的では

当然当てはまらないでしょう。

歴史と地形的風土など知っていただきたいことは、町を通る河川と荒川で長瀞では

節理とか片理といった地球の窓といわれる地下で起きた地形の変化が見られたり、

地質的にも珍しいところであり、その荒川が南から流れて北に向かい町の北に

秩父総鎮守の秩父神社があり南に武甲山があるという地形は天の川の流れを模し

北斗信仰や北辰妙見信仰に通じます。

まず地形的な特徴と風土を感じていただきたく、羊山から街を眺めることと、

夕刻には横瀬の寺坂棚田や山田の金昌寺の奥の院から夕景をぜひ眺めていただきたい

と思います。そして、秩父の地下水脈の事を考えるためにも今宮神社と秩父神社、

武甲酒造の見学をお勧めします。

河岸段丘の土地として水田になる土地は限られており、古くから養蚕が盛んで

やせた土地はそばなどの雑穀も栽培されていました。養蚕が盛んな土地として、

農家は猫を大事にし、うるさい機織り工場の喧騒を避けるため、商談などは

もっぱら喫茶店が使われ、養蚕の町には古くから喫茶店の名店と猫の多い街と

いうのが相場です。秩父の路地を巡るとそんな猫と古い機織り工場の跡などが

みられ旅情に満ちた旅散歩ができます。その散歩の締めくくりにこれから夏にかけて

の夕景がなんといってもお勧めです。その夕景を見つめつつ、光のイディアを

飲んでいただくと『騎士団長殺し』や『1Q84』の猫町のことが自然と出てきて

秩父の思い出を一層強くしてくれることでしょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

しっとり気分にひとりしずか

2018年06月20日 11時03分29秒 | 珈琲

昨日はワールドカップをみました。

いきなりハンドでコロンビアが退場&フリーキックで

日本優位。これで勝てなかったら相当参加意義が問われる

ような場面です。

直前に監督が交代したり、強化試合で結果がでなかったり批判の

多い中、いざ幕を開けたら望外のチャンスをもらったのですからしっかり

結果を出さなくてはならない場面で、一点取った後前半になんと同点になり、

これはこのままやられてしまうのかという嫌な空気が流れます。

しかし、ひとり多いというのは決定的なアドバンテージであり、

依然攻めるケースが目立ちます。ただ、パスがなかなかつながらず攻めは

みんな単発とみていていらいらとする場面ばかりです。決定的チャンスで

あらぬ方向にシュートしたり決定力不足なんてもんじゃないという感じです。

それでもコロンビア側コートでのプレイ時間が圧倒的に長く、まだ期待ができる

という後半、カギになるのは交代選手だろうと思っているとMFの交代で

本田がいきなりコーナーキックでチャンスを演出、交代早々で得点に絡みます。

結果、そのまま勝ちましたが、これは運がよかったとしか思えませんでしたが、

これがこのまま勢いになり、予選突破できればよいですね。

しかし、サッカーの試合というのはバスケットプレイヤーからすると同じボール

ゲームながらすごい違和感を感じます。まず、あのバックパスはそれを感じます。

とはいえ他の競技では時間稼ぎでない限り反則でない競技が多く、

バスケットの方が特異なのかもしれません。

アフリカのサッカーはバスケットに通じるものがあり、見ていても面白いと感じますが、

日本のサッカーは前の監督のハリルホジッジのやりたがった速い展開ならまだしも後ろに

パスを回したり、後ろに下がってパスを受けるサッカーは見ていてうーとなります。

昨日は予定外の梅雨の晴れ間で、いつもより多めに走ることもでき、丁度走り終わって

風呂に入った後に放送があり、見ることができました。今日もポルトガルとモロッコの

試合があり、スタープレーヤーがいる欧州トップの試合はどんなものか興味が湧いて

来ました。でも見られるかは天気次第かもしれません。この梅雨の空は全く予測不能で

降り方によっては予定の距離もあきらめてしまったり、逆に今までの暑さから逃れて

ゆっくりと長く走ってみたりまるで予定もたちません。

この梅雨の時の花というとアジサイですが、我が家にも咲いています。庭にはバラの香り

がしていて雨が降っていても華やかです。逆に梅雨というと露に濡れるコケとかヒトリシズカ

とかユキノシタのような花を思い浮かべます。しっとりと露に濡れた佇まいですが、

実際にこれから咲く花としてはやはり一番に挙げたいのは半夏生でしょう。これは

ドクダミ科なのでその容姿ともに夏の花として香りも印象的なものとして記憶され

ますが、実際花という印象も実は花でなく、香りも果たしてどんなかという確かな

ものもありません。秩父でもこれが咲くところがあり、楽しみにしていますが、

梅雨の花として紹介するのはやはりミューズパークや各札所に咲くアジサイでしょう。

これは匂いもなく風情もなく、割と長く咲いていて面白みもありません。アジサイと

でんでんむしが梅雨の風物詩のようなのも絵手紙的で面白くもありません。

伝承館のところのジャスミンの香りのようにそこに行きたいと思わせるものも

秩父にこれから必要なのでは。さて、今日はまた雨が降ったのでいつものブラジルと

ウサギのパンで昼食です。豆は今はもう入ってこないイルガチェフのナチュラルを

焼きました。秩父も最近は飲むことのでき、よく聞く名の豆ですが、まあたと比べて

見てと言いたい豆です。できればあまり焼かずにとっておきたいくらいなのです。

というのは全然よい豆のイルガチェフは在庫を持っている商社はなく、これからも

入ってくる様子がないからです。惜しい惜しいといいいつつ、それでも知ってもらいたい

というのもあり、季節のブレンド光のイディアにも必要であり用意しました。

ご来店お待ちしています。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする