秩父伝承館の坂道のところの植栽がジャスミンの良い香りがすると紹介いたしましたが、公式筋より
テイカカズラとの情報が寄せられました。
確かに香りが強まる夜はジャスミンとは違う香りなのでなるほどと思いました。
よく鉢植えで売られているジャスミンの真っ白な花とは違う形です。五弁で花の中心が
黄色いので園芸用のスタージャスミンと呼ばれているものとも違うようです。
ただ、昼間香っている匂いはジャスミンの香りです。
それでもこれが夜のランニングを楽しくしてくれたことには変わりありません。
伝承館ができた時にはこういった四季を彩る花を植えられていたのに昨年出来上がった
市役所の周りを見ればその差は歴然であり、その思想もその貧しさもいかばかりかという
感じです。
市では毎年各家庭にマリーゴールドとか三色すみれなどを配るのですが、そんなことを
するよりもっと有効活用ができる緑の構成と家庭の配布があるのではないかと思います。
昨日は、二日続いての雨なので走るのはやめました。
一応このルールを持ってないと走るのが義務となり、ただ
毎日走るだけとなって目的も意味もあやふやとなってしまうため
何かを毎日更新し常に新しい挑む気持ちを保つためにも、日々新しい
気持ちで珈琲を焼くためにも必要だと思います。
なぜか雨の方がお客様が多い当店は、今日はしっかりと準備の日と
なるかもしれません。
2000年までは、人々は技術革新で常に新しい仕事が創造され経済も
生活も向上すると主張されていましたが、富の格差は広がり、ついに
健康寿命まで貧富の差に寄るようになりつつあります。
いまや最新の情報技術でコンピューターのネット化と自動化により
技術革新は仕事を奪うことは確実だとされ、もはや仕事がない社会を人類は
どう生きるのかというところまで考えていかなければなりません。
そこにきて、今まで貧富の差があっても寿命は天然痘や疫病などで
死ぬのは金持ちも貧乏人も同じように死を迎えていたのですが、ここにきて
臓器の交換とか高度な医療技術を利用できるのは金持ちで、金持ちほど健康で
運動習慣があり健康で長生きすることが最近は指摘されています。
これは経済学でいうインセンティブ、交換、情報という過程で貧富の差が情報の差を
生んだ結果ということでしょう。ここにきて今までの様な経済政策で公共事業をして
景気を回復したりという今までの手法はもはや通じず、貧困層にお金をばらまいても
景気や社会の成長につながらないばかりか既存の高齢者年金などのシステムも維持できなく
ことを意味します。
そこにきて最近よく聞くのはベーシックインカムという制度です。
最初聞いた時にはそれは社会主義とどう違うのかと思いましたが、よく聞くと
これは単に今までに給付してきた年金などが正常に維持できなくなるので一度制度をリセットする
意味を持ち、その意味で国民に全給付して公平に富の分配をするというものです。
これなどは日本で今行われている年金や国民保険介護保険といった控除させるものが実は自分のために
積み立てているんだとごまかされつつ税として取られていることに今更に気が付かされる事態になる
のです。日本では所得税は一般に諸先進国より安いと思われています。さらに中間税の消費税なども
安いと思われていますが、健康保険や厚生年金、介護保険など名前が違うだけで負担している額は
かなりの額です。今まで正社員で定年まで働くというモデルケースも高学歴で一流企業の正社員になる
というのが一般的で正しいモデルケースで幸福の近道だったのが一概にそうならなくなり、さらに高齢化と
少子化でこの社会が続けられるかも危ぶまれています。最近ノーベル賞をとった革命的経済論にみる
マッチング理論などは数学的な理論が実利的なマーケット設計やアルゴリズムにあるとして注目され
ましたが、革命といいつつコンピューターが現れ経済学が交換、情報それに与えられるものとそのインセンティブと
言い出した時と何ら変わりはないのです。つまりはこの貧富の差の拡大と健康寿命にまで拡大した格差の
是正にはすべて情報の平等化が新しい市場と自由と平等につながるのは明白です。しかし、トランプ大統領が
とる政策はこれにことごとく逆であり自分たちの優位性を抱え込むことに必至であり、これは情報の
抱え込みにほかなりません。これでは市場は縮小し、ビジネスチャンスは減少し、社会の富も縮小します。
目先の利益にとらわれない政策が望まれます。
今歴史が動く瞬間として歴史的会談が行われている最中ですが、そんなことに全く関係なくまた
豆を焼くわけですが、今どんなことを感じどんな豆を焼いているのかという情報は色々な人を
刺激しているようで、それによりまた新しい情報も集まります。秩父の空気からどんなことを感じ
どんな豆を焼いてどんな味を創造したかこれからも発信していかなくてはならないと思います。
