King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

薫風いや正に

2015年05月10日 10時21分12秒 | 珈琲
きょうもさわやかな初夏の空と風が吹く
朝でした。

この風に様々な花の香りが薫る今は本当に
清々しい季節です。

この初夏を感じる食品に筍があります。

これを食べあらゆる山菜をもらったり食べさせてもらったり
するのがこの時期で普段は雑貨などを並べる店先でも山菜が
売られていたりします。

芝桜はそのピークを終えてそれでも観光客は羊山に登って
いきます。

これから秩父路はシャクナゲやポピーなど様々な花が咲いて
いきます。

そして何と言っても秩父路の散歩の醍醐味は古い町並みの
どこにでもある小道をそぞろ歩くことです。

その時々を彩る花々もこれからあらわれるホタルなども実は
脇役でその自然と文化に魅せられて生きずく人々の生活の場
としての秩父に本当に魅力があるはずです。

今一番薫る花はじつはアシアでこれははちみつでも有名な
はなですが、これだけ薫っていても全く分からない人はその
存在すら知らず、どんな花かも知りません。

または花見をしようと目的になる花でもないのに人々は
しっかり恩恵を受けています。

芝桜のように社会現象化はしませんが、人々に目立たず
役立つものは沢山あるのです。

そんなことをこの今の風に感じつつ今日も季節のブレンド
『颯々』を焼きました。

風が颯々と今日も吹き抜けます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする