King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

タングラム三日目

2014年03月16日 23時27分37秒 | スキー
タングラムの一日券と斑尾の一日券はほぼ同じような
ものです。

ただ、タングラムから斑尾に行くには3000円払わなくては
ならないのに対して、斑尾からだと、1500円なのです。

そして、客層は斑尾は若いへたくそなボーダーの群れと
いう恐るべきスキーヤーとボーダーの格差のあるゲレンデ
でしたが、今年は随分様変わりしています。

若いボーダーが多いことやお客の総量が格段にタングラムとは
桁外れであり、平日でも人が多いのですが、今年は若い人でも
スキーを履いている人が多く、アトベンチャーアイルへ向かう人も
結構います。

昨年はマウンテンパスを持っていてもつい遠慮して全てのコースを
滑り切ることもツリーランも全てを回ったということもありませんでした。

斑尾の違う面を見たという思いは強かったものの、その魅力の全てを
知ったのは今回全ての開放斜面を滑ってその規模と魅力にまたまた
やられてしまったと思いました。

そうなると土曜日でさらに混むであろう斑尾に行って満足するかと
いう疑問が湧きました。

しかし、昨日降った新雪を味わうにはやはり斑尾の豊富な非圧雪
地域を巡らない手はありません。

8時半からホテル前の今季初めて見る圧雪したばかりの斜面に
営業開始とともに滑り出し、あっという間に新雪を食いつくしシュプールだらけにして、新しいリフトが動くとそれに乗り、やおら
斑尾に行くのでした。

斑尾のクリスタルは10時開始と随分ゆっくりです。

ですから、タングラムの新雪を味わってからでも十分に間に合う感じで、
アドベンチャーアイルを上りました。

というのも明確なコース表示はないものの、このルートには三コースが
あり、山の稜線は登山道があることはその様子からはっきりわかり
ます。

初日の看板にははっきりと三つのコースの上りの割合まで示した
写真入りの案内がありました。

この日のように晴れで見通しがいい日には撤去してしまい余計な
方に迷い込まないようにしているのでしょう。

当然、稜線を登ればタングラムのキングにも滑り込めるはずです。

タングラム側には全部に立ち入り禁止の標識があるわけでもなく、
もともとコースなのですから、滑って怒られるいわれもないわけですが、
斑尾のツリーランだけでも豊富な新雪をそれもたいした競争率でもなく、
アイスクリームの中を滑っているかのような景色になったり今回は
北海道で滑ったような滑り応えがありました。

これなら素直に3000円払っても十分な満足を感じました。

隣り合っているスキー場ながら余計に払う額に差があって、なんか
面白くないという人は一回券を何枚か買うだけでも林間を滑れるので
お勧めです。

その一回券はリフト乗り場で買えるので、400円とリフト代とは
こんな高いものなのかというのが再認識させてくれるものです。

そして、値段設定として考えてその値段になっていると感じる
他の四時間券とかの値段の差となっており、素直に7回じゃすまない
からなと思うしかありません。

斑尾側からなら1500円というのはそちら側からそれを払っても
滑りたいと思えるコースがあるかどうかでこの差になってるのでしょう。

タングラムはスキーリゾートでも空いていて子供連れでも安心して
滑れるスキー場であり、雪の幼稚園などがあり子供を遊ばせる施設も
たくさんあります。

斑尾の多いお客も右半分と左半分ではその混み方に差があり、
全てを滑ろうとするとリフトの乗継とか構成に非常に効率の悪い
イメージですが、ツリーラン巡りをしていると余りそのストレスも
感じなくてかつて遅いリフトとベルトコンベアに乗ることにイライラと
したのが今回は斑尾の奥行と多彩なコースに只唸るばかりです。

土曜の混雑する前日が雪の絶好パウダー日和にはやはり逆に
タングラムからクリスタルをめざし右半分だけで楽しむのがいい
かもしれません。
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最近のスキー宿の状況

2014年03月16日 10時56分54秒 | スキー
最近感じたスキー宿のことを書いておきます。

私の場合、スキーと温泉がテーマであり、ある程度の規模が
あり、一日滑っていても飽きないコースと浴感のいい温泉があり、
それに設備や食事が良ければいうことなしです。

そしてそういうところはどこも大きなホテルがベースにあり、そこが
開発したスキー場だから、すべてを独占したような作りは致し方
ないのですが、概ね食事も滑走料も宿泊費も高いのです。

ところが、そういう大規模のところほど平日のどうしてもうめたい日は安く
設定してあり、パック物などでみると10000以下でリフトと宿がセットな
ケースが目立ちます。

となるとペンションなどに泊まる必要もなく、そんな値段のリゾートホテルを
ネットで検索すればいいのです。

最近は宿泊サイトで予約できる小さなペンションや民宿も増えていますが、
それらとホテルで値段の逆転が起きています。

小さい宿だから安いとは限らないのです。

となれば、大浴場や設備のいいホテルにすればいいように思いますが、
そこに泊まれない事情の人もいるからかみんながみんな豪華ホテルに
泊まりたがるわけではないようです。

私のように面倒くさがりな人はスキー場で一番大きくて近いところについ
泊まりたがり、ホテルを出ればすぐゲレンデというところを求めてしまいます。

大きなホテルならスキーロッカーや乾燥室があり、濡れたウエア類もすぐ
乾きます。

それに全館暖房が利いていて、一旦ホテルに入れば薄着でくつろげます。

そんなわけで、多少高くてもそんな宿を予約するのですが、すると
次の年からお得意様限定プランなどという郵便物が届き、ネットの
値段よりさらに数千円お得なプランが届きます。

そうするとそれは近隣のペンションや安宿より安く、リゾートホテルに
泊まれるのです。

そんな安いプランだとすべてブュッフェ料理で二泊が限界ですが、
同じような料理でもやはりホテルにより差があり、サービスにも
そのホテルの特色が出るからまた泊まりたいというホテルはある
から不思議なものです。

理想としては、ホテルからすぐ滑り出せるという立地ですが、これは
なにもベースに独り占めの大きなホテルでなくても実現できます。

実際ペンション村のようなところにリフトが伸びているスキー場もあります。

ただ、送迎がしっかりしているとそういうすぐ外はスキーができるところ
というのは必ずしも必須ポイントとはなりません。

それにペンション村に送られるバスでの触れ合いも楽しいのです。

バスのおじさんも皆いい人であることが多く、気さくに挨拶してくれたり、
色々な情報をくれます。

ただ、安全で大きな駐車場、除雪がしっかりされた駐車場は必須です。

ゲレンデから離れていても、駐車場がしっかりとあって滞在中は車を
動かさなくても送迎をしっかりしてくれれば、ゲレンデサイトの宿と同等の
機動性があります。

首都圏から行けるスキー場の宿の多くが夕飯はビュッフェで、夕飯を
楽しみにできる宿はすくないので、ホテルはやめてあえて旅館や
ペンションにという人もいるでしょう。

夕飯については東北や北海道の宿が未だに思い出されるほど
多彩で毎夜色々な料理が出て楽しませてくれました。

最近は、食事なしでも泊まれることが多くなってきましたが、
スキーから帰り、温泉に入ってフリースなどのリラックスした服に
着替えたらそのままもう外で外食のために着替えたりという気に
なりません。

よく温泉街まで無料送迎などというサービスもありますが、外は
寒いのです。

それでも食事のために温泉街を散策しなくてはならないとなれば
それは極寒期は避けた方がいいです。

色々泊まり歩くとか安いものを試すというのは時にひどい目にも合います。

宿に帰ってまだ風呂が沸いてなかったなんてこともあります。

自慢の料理というものが自宅で食べる料理よりひどいことも。

宿の人がお客が普段どんな食事をしてスキー宿にどんなものを期待して
いるのかもっと知る必要があるのではと思います。

今のようにコンビニで食事とる人が増えたり、ファミリーレストランや
チェーン店の料理が料理だと思っている人が満足するものを
だすにはどうしたらいいかおのずと考えればわかりそうな
ものですが、宿に料理人がいるホテルや旅館が年々減っている
と思えて仕方ありません。

老舗旅館とか板長特選プランなどがある宿泊施設の料金はうん万円
もします。

そういうホテルや旅館もペンションも数がそう減っていないので、
やはり日本は豊かな国なんでしょう。

スキーの客自体は毎年減っているように感じます。

毎年やめてしまうスキー場もあります。

今年神立のように都心に近く、インターから近いスキー場も閉鎖に
なってしまいました。

それでも土日の高速の渋滞情報を見ると客はいるんだと思います。

やはり法制化で公務員の年中無休化と銀行の年中無休化を断行し
平日に休む人を増やすことです。これが最高の景気刺激策になると
前々から考えています。
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