King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

月光ラン

2013年09月18日 09時54分46秒 | ジョギング
昨日の夜はまぶしいほどの月が輝く夜でした。

その煌々とした青白い光を浴びて走る夜は気分最高でした。

そして、気温も今までのだらだらと汗が流れる感じとは打って
変わってからっとした冷たい風がさわやかです。

それにつれてペースも上がり、久しぶりにランペースでの走りが
楽しめました。

昨日は、Bコースと名付けた荒川を越えるコースです。

13K強のコースですが、最近はいたるところで走っている人に会い、
何かと刺激になります。

いつもは見えない路面状況も月明りでどこも見えていつもに増して
走りやすく、普段は見切りで着地と蹴りだしをしてたことを思うと
ロスが随分多かったのだと思います。

よく暗闇の階段で一番最後の段に着地した時普通より強い衝撃を
受けてびっくりすることがあります。

ほんの何ミリの差で、まだ床面ではないと思っていたのに実際は
それより早く床に足がついてしまい足の裏に衝撃を受けた感覚を
受けるそんな経験をしたことはないでしょうか。

その感じをいつも真っ暗闇のランニングではやっている
ようなもので、まるで見えない坂道のようなところはやむを得ず減速
して走ることもあります。

昨日のように明るいとそんな普段は真っ暗闇のところもしっかり
地面が見えるので、随分走るのが楽です。

そういった不確定要素がない走りで、リズムや不要な減速がなく
思い通りの速度が出せるというのはつい高速道路でアクセルを
踏み込みたくなるのと同じで、出せるところでは出してみたい気に
なります。

ついこの間まで全身を覆う汗の層に皮膚呼吸もできないような
息苦しさを感じて走っていたのに、月明りと涼しい空気にこうも
快適さを見出すとは不思議なものです。

というのもこのペースで走り続けることで到達できる心地とか境地
というものが実在していて、やはりジョギングモードとランニング
ペースでの走りでは一線を画する感覚があるのです。

それも自分の限界を探るかのようなぎりぎりをたどって感じるもの
も走ってきて見える景色とか空気とかが確実にあり、それを経験
するとさらにその先のものが見たいという欲求もあるから人は記録に
挑戦したり、自分に挑んでみたりするのかもしれません。

真夏のもう自分はこのままずっとジョギングモードでしか走れ
ないのではないかといった消極的な考えも払拭されひとまず
一安心です。

そして、その走りでの気持ちよさを感じた一夜でした。
コメント
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