林檎、パナマ、コロンビアと

一昨日の話ですが、久しぶりに星がよく見えた夜でした。

そして、気になったのは武甲山の上の星がいつもより多いことです。
さそり座は西に移動し、それを追うようにいて座が武甲山の上に来て
明るい星がたくさんあるように見えます。

もし、この時点でよく晴れていれば天頂に南から北へますっぐに伸びる
天の川も見えるはずです。

残念ながら秩父では天の川を見ることもできませんが、旧吉田町や
山間部に行けばまだ見られるようです。

これはちょっとどの程度みられるか確かめに行きたいところです。

暑い日が続きますが、確実に季節は移り変わっており、夜空を見ても
それは確認できます。

そして、この季節の変わり目にぴったりの珈琲が、林檎であり、パナマ
のバルマウンテンであり、コロンビアのサンアグステンなどのフルーツ
感のある珈琲たちではないでしょうか。

『林檎』は今月の季節のブレンドです。

この時期の珈琲としては香りでイメージを季節先取りすることです。

甘い香りや果実香などが季節感をアップさせてくれるのです。

その先に来るものがキャラメルだったり、チョコレートだったり、ココア
や紅茶など様々なイメージにつながる様々な種類があり、お好みの
感覚を言っていただければ何がぴったりとご案内できます。

こういった豆の案内をしたときに明確にこんな味のものをリクエスト
される方は稀です。

しかし、伝えたいものは実は珈琲の酸味の魅力だったりします。

訪れるお客様の希望はおいしい珈琲を飲みたいなのです。

そして、酸味は嫌いという人が多く、ならば苦ければいいのかと
単純な話のようですが、伝えなければならないのはこの酸味です
から始末に悪いので、この時期『林檎』の登場になるのです。

どんな感じのブレンドですかと聞かれますが、まずは香りを楽しんで
ほしいと答えます。

それからイメージするものとトータルで残る物がこれから迎える
季節の準備になると言えるのです。

さらに詳しい話を聞きたければ、パナマやコロンビアの話と
つづきベーシックな味とは何かという根本命題に話は進みます。

続きが気になる方は是非来店を。