King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

台風接近とブラジルファゼンダ

2013年09月15日 18時59分46秒 | 珈琲
ほぼ直撃する感じで台風が進んでいます。

朝から結構な雨でしたが、今日明日の連休が
雨の予報で皆さんそんな予定をしたはずです。

しかし、雨は午前中から雨足を弱め、昼過ぎには
上がってしまいました。

この雨の中、もう来客を諦めて、午前中からずっと
焙煎して終わって少し休んでいたら注文の電話が
あり、また焙煎とあわただしく過ごしました。

午前中に焼いたブラジルファゼンダの新豆を試してみました。

カクェンジ農園で、何回もコンテストに入賞する有名農園
ですが、この地域の珈琲だと定番はブルボンで深煎りに
しないとなかなか実力を発揮しないというのが多い中、
これは香り味ともになかなかなものでした。

香りはノートに教科書、皮の学生鞄などが似合う青春の
香りです。

味は豊富な甘みがありますが、ブラジルらしくバランスが
よく、菫の香りや春の花々の香りがして、非常にブレのない
安定した味です。

上品で気品があり、いやらしい味やおもねるような味もなく、
淡々とした甘みとすっきりとした舌触りとさらっとしたキレもあり、
実にスムースでスッーとする酸味も心地よいのです。

台風前夜にふさわしいひと時を味わえました。
コメント
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