King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

突然で申し訳ありません。

2012年01月15日 22時17分52秒 | 日々のこと
本当に突然ですいません。

明日から三日間、臨時休業とさせていただきます。

そのお詫びというわけではありませんが、モカ
シダモを安く売ることにいたします。

まだ豆テストが済んでいませんが、イルガチェフ
より安くする予定です。

テストと言えば、アンデスマウンテンをここのところ
飲んでいますが、これはいいです。

ある人は垂直な味だといい、ある人はどこまでも
水平な広がりがあると言い、いろんな表現ができる
豆です。

こういうのを昔の何々というのはたやすいのですが、
それが解るのは私よりお歳を召した方になる可能性が
高く、最近は控えています。

コロンビアとタンザニアの特長を併せ持つとか
足して二で割ったといういい方も人により違うものを
連想されるようで使えません。

その点垂直な味で、どこまでも水平というのは、中々
いい表現です。

よどみのない味をよく表現しています。

そんな無機的な一面を持つというのも日常に飲む
飲料には必須な項目だと思います。

実はある店の珈琲を飲み、癖になる味とかいい味、
という範疇も人により差があり、なおかつ癖になったり
気になったりする味だからと言ってそれが珈琲の
魅力かと言ったら簡単には肯定できないものもあるのです。

それはやはり珈琲の味をどこまでしっているかというのも
関係するようです。

やみつきになるとしてうなずきたくなる味を持っている
その珈琲の印象とは、私の記憶に残る昔食べた鯛焼きの
衣からもれたあんこのこげた味なのです。

そのカラメル化した焦げ味のような甘みの様なぎりぎりの
物を持っているのです。

それは飲み終わり数日しても確かに思い出される味です。

特異な印象を持つと言ってもいいでしょう。

これをどのように出したのかも解っています。

再現せよと言われてもこれは直ぐには無理です。

それしかしらなければ珈琲とはこういうものと信じて
飲み続ける人もいると思います。

ただ、それがおいしい珈琲かと言われれば私はいえと
いうでしょう。

そんな珈琲のあれこれは珈琲を前にして話してこそです。

是非木曜以降にご来店ください。
コメント
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