ついに始まった増税キャンペーン

先日のNHKのクローズアップ現代では財政規律を
しっかりと正さないと日本の経済はとんでもない
事になるといっていました。

これは正に増税キャンペーンです。

しかし、消費税を民主党の言っている通りに
上げたからと言って財政規律が保てるものでも
ないし、公務員給与引き下げや議員数削減など
無駄や歳出の削減などを経ずにただ増税しても
何も変わらないでしょう。

ましてや銀行の資本が痛む元になるから政府には
しっかりと財政運用せよというのなら、何をやっても
景気を上向けられなかった政策に問題があり、今更
増税して国民につけを払わすのはいかがなものでしょうか。

世界的に金融市場にのみ多額の資金が流れ実態の
経済に金が廻らず、雇用も生まれないという現状に
もっと有効な施策があるはずです。

おずおずとした消費税増税などただ景気を冷やす
だけでまた多くの失業者を生むでしょう。

余計なところではまだ多くの税金が使われていて
弱者や震災などで被害を受けた困窮者には中々
廻ってこないという実態はいつまで経っても改善
されないのです。

新聞の予想シナリオが示されていましたが、野党が
すんなり増税協議に応じる風もなく、やはり夏ごろ
総選挙となるのではないでしょうか。

新幹線の整備などかつて選挙の時のマニュフェスト
とは大幅な変更をしている民主党はやはり早期に
選挙による禊を受けるべきという気もします。