King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

故障者急増レイカーズ対ホーネッツ

2009年01月07日 22時44分35秒 | バスケ
Team   1   2   3   4   T
Hornets 32   29  28   27  116
Lakers  26   30  36   13  105

2009/1/6
Arena: Staples Center, Los Angeles, CA
Officials: #6 Jimmy Clark , #28 Tommy Nunez Jr. , #17 Joe Crawford
Attendance:18,997
Duration: 2:18

この試合は、レイカーズの急な戦力ダウンを負けの
口実にしていいのか、見過ごせないものを感じた試合でした。

お正月の騒がしさも過ぎて、やっと試合をじっくりとみることが
できました。
前半の負けはいつものことであり、オフェンスの爆発力がある
レイカーズには問題ないものでした。

それだけ安定感のあるチーム状態なので、控えの故障者は問題
ないと思えました。
それは、ホーネッツのせっかくポールが中に持ち込んでも、外で
まって打つ選手が今はいない状態で、それでも絶妙なパスを出して
チャンスを演出し続けます。

外からのシューターが不調なのは、両チームにいえることで、
ラドマノビッチ、ストヤコビッチとも本来のシュートがみられ
ません。
ポールは中に持ち込んで打つ選手がいないとなれば、自分でも
得点ができます。

しかし、あまり持ちすぎてリズムを崩して自滅する試合も多く、
やはり外に安定したシューターが待っている必要があります。
前半、目立ったのはリバウンドの良さでしょう。
チャンドラーがとにかく存在感を示し、こんなにまじめに試合を
する選手に成長したのかと思いました。

レイカーズは、やはり一番の弱点はセンターであり、ボールを
ゴール下で持っての存在感がまるでありません。さらに、リバウンドや
守りもワンテンポ遅くて、しっかりとしたセンターがいるチームには
やはりその差が明らかになります。

それに加えて、オドムが後半は出てこれないということになり、
かなりの危機感が漂います。彼は、リバウンドやここぞというときの
オフェンスと重要な選手です。特にセンターの守備力が弱いところを
補っていただけに、戦力ダウンとあまりに大きいといわなければ
なりません。

そこで、やはりコービーの爆発が後半の最初から必要になり、
ゲームはそれで逆転するのですが、ホーネッツもポールとウェストの
コンビで対抗します。ウェストの中間距離のシュートの精度が
すばらしく、ゲームは逆転逆転の伯仲したものになりました。
ラドマノビッチ、アリーザといった選手のシュートがまるで入らず、
コービー主体のオフェンスがチームとして持っているガソルを
基点としたトライアングルオフェンスもなく、ガソルの得点シーンも
少なくなりました。

この後半のコービー爆発が、ホーネッツのダブルチームによる
ディフェンスで、逆にホーネッツの速攻を食らい、点差ができて
しまいました。ウェストの得点ばかりが注目されていましたが、
徹底したダブルチームに前半のように落ち着いてフリーの選手
からの得点ができなかったのが敗因でしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする