King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ゴ、ゴードン

2006年04月18日 01時18分15秒 | バスケ
2006/4/14
ARENA: United Center, Chicago, IL
ATTENDANCE: 20,679 DURATION: 2:35

FINAL  1  2  3  4  T
Wizards 28  28 23  22  101
Bulls   26  22 27  28  103
最初は、また外から入れるバスケットだよという感じでしたが、
どちらも外からの圧倒的なシュート力があり、インサイドの強い
選手がいないのかというとそうでもなく、圧倒的怒涛の攻めや
スピードの波状攻撃なんてのなく、どちらかというと泥臭い
ディフェンスとインサイドからアウトサイドにパスアウトして、3を狙う
というNBAらしからぬ攻撃と守りです。
でもブルズのあんまり放されない程度についていくというのが
ゲームプランだったんでしょうね。

まあ、インサイドにチャンドラーというセンターがいるけど、これが
あまりいい活躍でなく、体格と運動能力を生かせていないのです。
一方ウィザーズのヘイウッドは実によい動きです。ベンチからの
スタートでしたが、エタントーマスより守り攻めとともに活躍しました。
アリーナスの堅実なオフェンスと得点能力で、このまま決まるのかと
思ったら、後半足がつるというアクシデントに見舞われ、得点能力が
落ちます。最後のクォーターでそれが露になり、逆にブルズはゴードンが
入れまくります。これは、昨シーズンから最後のクォーターで点を取り
捲るという特徴がありましたが、先発で使われる事が多くなり、始めから
ゲームをコントロールする役目を担い、自らが点を取り捲るというシーンも
少なくなりました。

しかし、ハインリックがボール運びとゲームコントロールを行うようになり
こういう試合ができるようになりました。オシオーニやデングにも点をとる
チャンスを与え、自らのドライブで点をとり、ゴードンの3ポイントで逆転
もする。まあこれでチャンドラーが、成長すれば鬼に金棒ですね。それに
は先輩格のセンターが入ってちゃんと指導してやらないと今のままだと
こんな試合ばかりのような気がします。この日はファウルアウトです。
ブルズは、76ersとプレイオフ進出を競っていますが、この試合で勝って
76ersがヒートに負けて、並んでいたのが差ができました。そしてあと3試合
なのですが、76ersがマジックに負けたのに対して、ブルズはヒートに勝ち
これで、ほぼプレーオフ進出は決まりでしょう。

これで、またアイバーソンのトレード話などが出ることでしょう。しかし、
彼無しにはチームが機能しないでしょうし、人気者を出すと興行的に
も苦しいので、コーチは確実に変わるとしてもアイバーソンは残るで
しょうね。
ブルズのベンチで目を引いたのが、パイカウスキーです。
このシューターを使わないのはもったいないと以前は思いましたが、
今出ている連中のシュート力は、パイカウスキーの比ではなく、やはり
ベテランの出番はありません。それでも、終わり間際には、いつでも
出れる状態でスタンバイする彼の姿になぜか心を熱くするものが
あります。
コメント
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