八ヶ岳の麓・三井の森に自然の中に作られている貯水湖竜神池公園があります
一帯が湿原の為、雪解けと共に春を告げるザゼンソウが見られます
枯れ草の重なった腐葉土の湿原に苞を持ち上げたばかりのザゼンソウを見つけました
未だ本当に出始めで葉も開いておりません
出始めのザゼンソウは色も濃く鮮やかで目を引きますが、未だ公園全体で7～8株位しか見られません
広い公園の中の湿原には木道がひかれて歩きやすい散歩道になっています
エンジ色の苞は仏炎苞と呼ばれ仏像の背後に輝く後光の形と良く似ていますネ
又僧が座禅を組む姿に似ていることからこの名が付いたと言い伝えられています
同じサトイモ科の水芭蕉より少し花期が早く地味な花ですが愛好家が大勢います
ザゼンソウの花は苞の真ん中にまるまるとした多肉化した握りこぶしの様な花序に
ごく小さな花をつけています
頭を持ち上げたばかりのこの時期が色も姿も最高だと思います
ザゼンソウに出逢いたい方は早めのこの時期がおすすめですヨ
ザゼンソウが見られる三井の森竜神公園・池には未だ結氷した氷が見られる（向こう岸）
