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19年盆休み 八重干瀬目当てで宮古島 その1

2020-05-04 | リョコウ
2016年、珊瑚の白化現象に見舞われる直前の4月に訪れて以来の宮古島です。

珊瑚の回復状況をインスタでチェックしていて、そろそろかなぁと期待していたところに、GWの石垣島で下地島空港がLCC用に商用化されたと言う話を耳に。
WEBでチェックしてみたら、7月3日から関空発のジェットスターも就航するとの情報を発見。しかも知らない人が多いせいか、ハイシーズンなのに比較的安値で設定されているじゃないですか。
と言う事で、今年の盆休みは相方と二人で宮古島に決定。
今年も仕事が入らなくて良かった。

初日18時過ぎ着の、帰りは19時発。
2泊3日でも初日以外の2日間は日中丸々遊べるやん!

ところが、間際になって発生した巨大台風がフラフラと不信な動きを始め、先島諸島はコースから外れているものの、出発日に大阪に来そうになったり、急減速して帰りに大阪に来そうになったりと、気が気じゃない。
出発2日前に、帰路にぶつかると踏んで、延泊の3泊4日に変更しました。
台風がらみでキャンセルが出たのか、直前の飛行機変更でも比較的痛手の少ない追加費用で変更出来、同じ宿にほぼ変わらない料金で1部屋空きが有り、レンタカーについてもたまたま1台空きが出て、導かれるようにスムーズに準備完了。

増えた最終日4日目は何をしよう。
2日目と3日目は別々のショップで八重干瀬ボートシュノーケリングをお願いしていたのですが、遠く離れていても巨大台風の波で両日とも中止になることは十分に考えられるので、保険として2日目にお願いしていたショップに4日目にもお願しようかな?でも、超ハイシーズンの出発直前にそんなに簡単に取れるわけが…。
ところがこれも何故かスルッと予約出来てしまいました。
後で知ったのですが、台風よりも某国の観光客がボイコットで完全にストップして、いろんなところでキャンセルが出ていたようです。
予約が取れていなかった晩飯も併せて、直前に全ての予定を埋める事が出来ました。
一人旅だと行き当たりばったりですが、相方を連れて行くとなるとね。



1日目
関空第一ターミナル15時50分の出発のジェットスター利用。
カンタスとコードシェア便で、以前のジェットスターのイメージと比べると、前の席との間隔が気にならず快適でした。

下地島空港には予定より10分少し遅れた18時20分の到着。

この空港は知る人ぞ知るANAの訓練用空港で、航空機マニアの聖地でしたが、このところの宮古島バブル、伊良部島高級リゾート開発と絡めて、商用活用されることになったばかり。

滑走路の傍らにぽつんと建つ平屋の真新しいターミナルは、駐機場から歩いて建物に入ったら即手荷物受取り場。そのまま直線で到着ゲートを抜けると直ぐに外。
正面はレンタカー置き場を兼ねた駐車場で、右に目をやるとレンタカー屋と言う効率美です。
その分、出発側は少しラグジュアリーに作られているのですが、こちらは帰りの記事で。

レンタカーに乗る前に翌日のシュノーケリング屋さんからお電話があり、「台風の影響で波が高くて八重干瀬は中止です」って、やっぱりね。
最終日は出るかもとの言葉に気を取り直して早速出発!
とは言え、もうすぐ19時。どこへドライブというわけではなく、さっさと宿に向かいます。


下地島からほぼ地続きの伊良部島を通過して、伊良部大橋へ。
国内では他に類の無いスケールの伊良部大橋からの景色に、写真を撮ってくれている相方が大喜び。まだ日が出ている時間で良かった。

宿は大橋から市街地に向かう途中、パイナガマビーチに差し掛かる辺り。
部屋は広くて窓から伊良部大橋が見えるオーシャンビュー。

コンドミニアムタイプなので住むような解放感と、車での移動に超便利な立地、そして何よりバブルでホテル価格が高騰している上に盆休みという最凶のハイシーズンで、各ホテル共に狂気の価格設定になってしまった宮古島にしてはかなり“マシ”な宿泊費と、良いこと尽くし。
掃除とかアメニティーの交換が無い代わりに、うちの洗濯機よりもはるかに高価なでっかいドラム式洗濯乾燥機が室内に設置されていて、毎日バスタオルも水着も丸ごと洗い放題なのも快適。





飲食店が立ち並ぶエリアまでは、パイナガマビーチ沿いに歩いて15分かからない距離なので、散歩がてら歩くのも楽しいやん。と言うことで、初日の晩飯はタクシーを使わず徒歩で往復。
日が沈んで真っ暗になった海岸沿いを、予約していたちょっと良い居酒屋に向かいました。

ちょっと良いと言うのはお値段のことで、“お値段が”お高級。
全てのメニューが相場の3倍、ドリンクも倍。
新鮮な魚を目当てで伺っていたので、相当モノが良いのだろうと、取り敢えずイカの活け造りと、A5宮古牛のにぎりを注文すること30分。お通しと酒の追加注文分は直ぐに持ってきても、食べ物が出てくる気配が全く無い。
混んでるわけではなく、厨房には複数人が居るし、何も運んでいない店員さんが通路を行ったり来たりしていて訳が分からない。
そのうち厨房から何か大きな濡れたものを落としたような音が聞こえて、嫌な予感しかしなかったので、入店から40分程経った辺りでキャンセルして貰ってお店を出ました。
お通しや席代もそれなりにして、離島バブルの怖さと喪失感を味わいました。

で、偶然数件隣にあった、前回良い思い出しかない『島おでんたから』さんへ。

ここは19時の開店時のみしか予約を受け付けていなくて、そのあとは並んで入るしかないシステム。
出発前に予約出来なくて諦めていたのですが、もう並んででもなんでも美味しい料理を食べたい気分で並んでみたら、10分ちょいで入れました。
今回は相方にこのお店を紹介することが出来て、結果良かったのかもしれない。









2日目
7:00起床。

コンドミニアムなのでモーニングの提供は無し。
近くに飲食店も無いので、朝食は昨晩買って帰った沖縄ファミマのお弁当です。

シュノーケリングツアーは通知の通り中止ですが、こんな事もあろうかと市内の格安ショップにレンタルシュノーケリング4点セットを3日間分予約していました。
ショップは9時半のオープンの為、部屋で台風のニュースを見たりゆっくり過ごしてから車で出発。


最初に向かったのは新城ビーチ。
かなり広く拡張された有料駐車場の手前に無料駐車場が有るのですが、知らずに有料の側に進もうとしたら、料金所のおっちゃんが「そこ空いたよ」って無料のところを教えてくれました。親切と言うかなんというか。


ただ、ラッキーは続かないもので、海に入った途端に水中コンデジが動かない…。
この旅の為に新しく購入したばかりのオリンパスのええヤツなんですけど。
直前にビーチの景色を撮っていた時は動いていたのに、海水に浸かってからは振っても叩いても動かない。
タフネスコンデジが叩いただけで動き出してもそれはそれで問題ですけれど。
悲しみにと焦りでデジカメを弄り続けていたら、シラケてしまった相方に「諦めよう」と指摘されてしまいました。

以前来た時と比べると、比較にならないくらい大勢の観光客が居ましたが、遠浅の海を奥に進めば進むほどまだ珊瑚が元気で、魚もたくさん泳いでいました(写真は無いけどね(悲))。
かなり沖にも人が居たので、マナーを守らない人が増えたら、この環境がいつまで保たれるのか気になります。こんな感じではそう長く持たないかもしれません、

相方は安定のカナヅチなので、ライフジャケットにがっちり守られ、体勢を保つのも大変。顔を海中に向けることにも四苦八苦。こっちは珊瑚でケガをしないか気が気じゃない。
それでも40分程かな?引き潮で露出してきたサンゴに囲まれて進みづらくなる辺りまで泳いだ時点で相当お疲れの様子になっていたので、さっさと引き上げることにしました。
午後からも別のビーチにも行くつもりでしたが、この日のシュノーケリングはこれにて終了。泳げない人に無理はさせられない。

車に戻ってデジカメのバッテリーを交換したら普通に動いたので、バッテリー切れが原因だったのかとタカを括っていたのですが…。

お昼時になったので、3年前にも行った丸吉食堂へ。多良川の工場の隣にある宮古そば屋さんです。
前は具が下に入った「宮古そば」を食べたので、今回はソーキそば。

ここの宮古そばはニンニクがガツンと利いた出汁が記憶にありますが、ソーキそばの場合は出汁自体にニンニク臭は無く、上に乗っかった野菜炒めにガッツーンとニンニクが利いていて、こちらもとても美味しかったです。
食後はサービスの黒糖アイスで口の中スッキリ。


一旦部屋に戻って、明日に備えて洗濯乾燥機を回したら、次は東平安名崎です。
取り敢えずここの絶景も見せてあげたかったけれど、あいにくの天気でちょっと残念。



よくポスターに載っている絶景ポイントをチェックするのを今回は忘れず。
前回そのままスルーしてしまったんですよね。
露天で買った冷凍ミニマンゴーを口に頬張りながら、次のポイントへ。


初めてのイムギャーです。
どこをとっても絵になる景色でここもイイ。



最後は来間島に架かる橋を渡りながら景色を眺める。
と言っても、運転手は前しか見られない。

来間島に着いたら直ぐUターンです。

これにて2日目のドライブ観光は終了。

部屋で着替えて、少しゆっくりしたら、市街地に予約したお店で晩飯です。
まだ日が沈む前で、予約の時間までは少し時間が有ったので、夕日のパイナガマビーチを左に見ながらゆっくり徒歩で市街地へ。
片手にはオリオンビール。

天国じゃない?

道すがらお土産物屋さんを巡ってから、予約時間ちょうど三線ライブの居酒屋ぶんみゃあさんに到着。

大阪でも三線ライブをする居酒屋さんには何度か行った事ありますが、本場沖縄では実は初めて。









ここ、ぶんみゃあさんは宮古で一番老舗だそうで、料理が美味しいのは当然として、客いじりが上手く、盛り上げまくって最後は全員立ち上がって輪になってかちゃーしー。
無茶苦茶楽しかったです。
楽しすぎて飲み過ぎて、タクシーで帰りました。


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