キック・アス

リアルスーパーヒーローになろうとした青年を描いた話題の『キック・アス』を観てきました。
★★★★★

なんでスーパーヒーローってコミックの中だけなの？
こんなにコミックのスーパーヒーローに憧れてる人が多いのに、なんで自らなろうと思う人は居ないの？
と考えたオタク青年が本気でコスプレスーパーヒーローになろうと立ち上がった！

はじめはなんじゃこのひ弱なオタク兄ちゃん、滑稽過ぎるんですけどｗなんて思ってたんだけど、本人は超本気。
妄想じゃなく根性だけで本気で勝てる見込みの無いような暴力に立ち向ってボコられる。
「すげーよコイツ！」俺も思ったし、映画の中でも世間は彼を本物のヒーローとして認めていく…。

うわー、溜まらなく良い映画やん！
なんて微笑ましくて感動してたらそこから一転、新たなヒーロー達が現れそれまでも十分面白かったのがさらに急加速。
後半は女子小学生が血しぶきを浴びながら『アイアンマン2』のスカーレット・ヨハンソン並のスーパーアクションで惨殺を繰り返すとんでも無い映画に。

今のカメラ技術はほんまに凄い。

盛りだくさんで何度でも観たくなる映画ですが、ちょっとでもグロい描写が苦手な方は控えた方が良いかも。

ニコラス・ケイジは今後も脇役俳優路線で行って下さい。

	キック・アス (ShoPro Books)
	マーク・ミラー
	小学館集英社プロダクション