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ソフトバンク iPhone 3Gレビュー その14

2009-06-19 | ケータイ&モバイル
ついにOSのバージョンが3.0になりました。

1年前に発売されたケータイのOSを、今月末発売される新型“iPhone 3G S”(北米では本日発売)と同じものに、しかも無料でしてくれるなんて、なんて太っ腹なAppleさん!

とりあえずサクッといじってみて、気になってた点やら気がついた点をまとめてみます。


バージョンアップに伴う動作の変化について
→一番気になるのはこの点ですよね。
無料だなんて信じられないくらいにOS 2系から比べると新たに盛り込まれた機能が多いのに、iPhone 3Gはメカ的には1年前のものなわけで、新型用にチューニングされたOSで便利になる代償は気になるところ。
実際にいじってみると、文字入力時に気持ち反応が遅くなったかな?程度で、ほとんど遜色ないかな。
「アップデート直後は軽い」のがいつもの事なので、これから若干重くなるのかどうかはわかりませんが。
逆に、次に触れるコピペ機能と合わせて、特定の文字列を指でなぞって選択出来るようになったおかげで、文字入力時の変換範囲やら本文の編集範囲を選ぶなどが出来て、作文が見違える程楽になってます。

おや?と気になったのは、バッテリーの持ちが良くなった事。
ゲージの減りが10%位遅くなってる気がします。
まだ完全に使い切るまでは使っていないので、もしかしたら単にバッテリーゲージの表示バランスが変わってるだけで、見せ掛けだけのものなのかもしれませんけど。


カット、コピー、ペースト機能
→直感で使えるiPhoneらしく、追加された仕様なのにその場で直感で使い方がわかってしまった。
範囲の選択方法も指でなぞるだけと超簡単。
どこかのサイトにも書いてたけど、文字を指で触る感覚が面白くて、慣れるとパソコンでマウスを使って範囲を選択するよりも楽かも。
Appで読むニュース記事なんかからコピーを取ってメール本文に貼るなど、アプリ間を問わず切ったり貼ったり出来るのが便利。
つうか今まで出来なかった機能なので、「メモリー的に大丈夫なの?」と使いながら心配になってしまいます。


Spotlight(端末内検索機能)
→予想以上に凄い機能でした。
合わせてApp単体の内部にも検索機能が実装されましたが、HOME画面の0ページ目で文字入力と同時にトータルサーチ結果を表示するSpotlight機能は秀逸。
Appのタイトルだけでなく、中の文章やらファイル、メールまで検索対象になるので、Appを立ち上げる手間どころかHOME画面をめくる必要も無く目的のものを選んで開けます。
パソコンと同じようにファイル保存時に検索しやすいようなタイトルをきちんと付けてやるようにしておけば、さらに便利に使えるようになりそう。
気になったのは、iPod内の音楽ファイルの中に検索にひっかからないものが有る事かな。
見かけのタイトルと正式なファイル名が違うのかもしれないので、その辺はちょっと調べてみる必要がありますね。


音楽ライブラリーアクセス
→早速この機能を利用したAppで、iPodで再生中の曲の歌詞を表示するものが出てます。
今のところ日本語の曲には対応してませんが、goo音楽と連携するようなAppが出れば日本語のタイトルでも可能でしょうね。
iPod内の無数の曲と音楽ゲームと連携させたり、元々音楽プレイヤーから始まったiPhoneのいろんな可能性をまだまだ開拓してくれそう。


MMSのサポート
→待望のMMS実装で、早速@softbank.ne.jpのメルアドを取得。
昨年iPhoneに機種変する前と同じS!メールのアドレスを再取得出来たので、これまで使っていたメルアドと使い分けて便利になりそうです。
MobileMeをメイン使いしていたせいで、ケータイ以外のメールにフィルターをかけている友人に連絡が取れなくて、この1年むっちゃ面倒でした。
iPhone用のEメールアドレス@i.softbank.jpは正直もう要らないと思います。
SMS/MMSアプリの動作にちょっともたつきが発生するようになった事だけが気になります。


SMS、MMSのフォワード・個別削除
→重要なものだけを残す事が出来るようになったのが良いね。
コピペ機能と併用して、イランものはどんどん捨てれるようになりました。


メモのiTunesシンクロ
→Outlookに保存されるようになったので、映画のメモやらいろんなメモをイチイチメールで送る必要が無くなって楽になりそうです。


“shake to shuffle”機能
→iPodのシャッフルに限らず文字入力のundoにも使えます。


ボイスメモ
→さすが純正、録音したファイルはiTunesのプレイリストに転送されるので使い勝手も抜群。
有料で買った録音Appの立場が無くなってしまいました。


MobileMeユーザー限定の“Find My iPhone”
→紛失したiPhoneの位置をパソコンで地図を見ながら特定したり、iPhoneにメッセージを表示させたり、マナーモード中でもブザー音を鳴らす事が出来る機能。
場合によっては遠隔で初期化も出来ます。
便利なんだけど、自分の位置を公開する機能のON/OFF設定単体にパスコードロックがかけれないので、拾った人が悪意を持って解除すると探すことが出来なくなります。
対処方法としては、iPhone自体にパスコードロックをかけるしか無いみたいで、設定時間以上経つと自動でかかるパスコードをイチイチ解除するのが面倒…、でも長時間で設定するとロックがかかる前に解除されてしまうし…。

実際に地図で表示させてみたんだけど、3Gの電波は届くけどGPSの検知が出来ないような場所では、アンテナを中心とした広範囲で表示されるみたい。
また、リアルタイム表示じゃないので、移動してる場合でも止まってるように表示されてしまいます。
その辺の不満はその内解消されるんやろねー、と、期待していても裏切らないのがiPhoneですよね。(期待してます)

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