1月9日の記事で豪華すぎて楽しみって件を書いた『NINE』が公開されたので、早速観てきました。
★★★
『8 1/2』に1/2足した本作よりも、引いた『8人の女たち』に軍配。
豪華! →贅沢 →もったいない
そんな感想で、尻下がりに盛り上がりに欠けたブツ切りミュージカル。
次々にゴージャスな大女優達が現れるオープニングの豪華この上ないこと。
オマケに最後はみんなで戦隊物のように並んでのキメポーズです。
「この映画は絶対面白いに違いない!」
なんて思って観始めたら、続きは映画としてもミュージカルとしても魅力を感じないものでした。
主人公はスランプに陥った映画監督グイド。
「新作映画は完成出来るのか?」ストーリーの中で彼の女性遍歴が幻想的なミュージカルレビューを重ねて描かれる。
ただ、そのミュージカルパートがどうも気持ちを盛り上げてくれない。
出てる人はありえない程凄いメンツだし、やってる事もカッコ良かったり素敵すぎたり意外だったりで楽しいんだけど、直接ストーリーとは絡まずに1曲をひとりの女優がショーやミュージックビデオのように歌い上げるには曲に力が無く、加えて1曲1曲が無駄に長いんよね。
その上、間のドラマパートが長いから、毎回完全にリセットされた状態から曲が始まって気持ちを盛り上げる必要があるのに曲が弱い悪循環。
元の舞台版ミュージカルからそのままの設定なのかもしれませんが、この映画を観てるとスケジュールや性格の合わない女優たちをバラバラで撮って繋いだ感もあって、せっかくの共演が台なしな印象。
女優同士の会話は一度も無かったかな?そういうコンセプトな映画だからそこをグダグダ言っても狙ってのことだから仕方が無いんでしょうけれど。
大女優たちが出てない映画だったら、起きて観てられたか自信が無い。
各女優の個性はバッチリ出てるので、観るべきところはそこら辺です。
豪華絢爛なキラキラミュージカルを期待して行くと失敗します。
アメリカ、イギリス、フランス、スペイン、オーストラリアと、ソフィア・ローレン以外は非イタリア人。
寄ってたかってイタリア語ちゃんぽんの訛り英語で喋って歌って、馬鹿にしてる映画のように見えたのは俺だけ?
ネタバレ
ジュディ・デンチカッコ良くて意外すぎ、ファーギー姉さんセクシーすぎ、マリオン・コティヤール歌モノハマリすぎ、ペネロペ・クルス妖艶すぎ、ケイト・ハドソンキュートすぎ、ニコール・キッドマン輝きすぎ、ソフィア・ローレン生きてるだけでゴージャスすぎw
最後にグイドの人生の背景と化す女性たち再総登場、カーテンコールのような演出にまたグッと来たけど、そんなことじゃもう誤魔化されん!
もっと個々の女優の見所について書くつもりだったけど、そこまで長文書くような映画でもないので割愛します。
★★★
『8 1/2』に1/2足した本作よりも、引いた『8人の女たち』に軍配。
豪華! →贅沢 →もったいない
そんな感想で、尻下がりに盛り上がりに欠けたブツ切りミュージカル。
次々にゴージャスな大女優達が現れるオープニングの豪華この上ないこと。
オマケに最後はみんなで戦隊物のように並んでのキメポーズです。
「この映画は絶対面白いに違いない!」
なんて思って観始めたら、続きは映画としてもミュージカルとしても魅力を感じないものでした。
主人公はスランプに陥った映画監督グイド。
「新作映画は完成出来るのか?」ストーリーの中で彼の女性遍歴が幻想的なミュージカルレビューを重ねて描かれる。
ただ、そのミュージカルパートがどうも気持ちを盛り上げてくれない。
出てる人はありえない程凄いメンツだし、やってる事もカッコ良かったり素敵すぎたり意外だったりで楽しいんだけど、直接ストーリーとは絡まずに1曲をひとりの女優がショーやミュージックビデオのように歌い上げるには曲に力が無く、加えて1曲1曲が無駄に長いんよね。
その上、間のドラマパートが長いから、毎回完全にリセットされた状態から曲が始まって気持ちを盛り上げる必要があるのに曲が弱い悪循環。
元の舞台版ミュージカルからそのままの設定なのかもしれませんが、この映画を観てるとスケジュールや性格の合わない女優たちをバラバラで撮って繋いだ感もあって、せっかくの共演が台なしな印象。
女優同士の会話は一度も無かったかな?そういうコンセプトな映画だからそこをグダグダ言っても狙ってのことだから仕方が無いんでしょうけれど。
大女優たちが出てない映画だったら、起きて観てられたか自信が無い。
各女優の個性はバッチリ出てるので、観るべきところはそこら辺です。
豪華絢爛なキラキラミュージカルを期待して行くと失敗します。
アメリカ、イギリス、フランス、スペイン、オーストラリアと、ソフィア・ローレン以外は非イタリア人。
寄ってたかってイタリア語ちゃんぽんの訛り英語で喋って歌って、馬鹿にしてる映画のように見えたのは俺だけ?
ネタバレ
ジュディ・デンチカッコ良くて意外すぎ、ファーギー姉さんセクシーすぎ、マリオン・コティヤール歌モノハマリすぎ、ペネロペ・クルス妖艶すぎ、ケイト・ハドソンキュートすぎ、ニコール・キッドマン輝きすぎ、ソフィア・ローレン生きてるだけでゴージャスすぎw
最後にグイドの人生の背景と化す女性たち再総登場、カーテンコールのような演出にまたグッと来たけど、そんなことじゃもう誤魔化されん!
もっと個々の女優の見所について書くつもりだったけど、そこまで長文書くような映画でもないので割愛します。
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生きてるうちに彼女の特性が最大に生かせる映画が出来てよかったですw
ペネロペのはエロいだけで眠くなりましたよw
ファーギー姐さんのかっこよさは
キャ~もんだったのに、
ベネロペクルスの大胆かつ妖艶さは
ちょっと引いてしまいました。
おんなじ色気でもついていけんかった・・・。
男性陣はたいがいこっちに
おお~っって言うてると思うんですけど。(笑)
実はペネロペのパートで一度落ちましたw
ジュディ・デンチが驚くほどカッコ良かったので持ち直しましたけど。
仰る通り通して観る映画じゃないですよねぇ、ミュージックビデオを観る感覚で、つなぎのドラマパートの間にトイレに行く位の勢いでないと(毒)
だからこのキャスティングでなかったら完全に落ちてます。^^;