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カンフーくん

2008-04-01 | 劇場映画れびゅー
どうせツマランと決め付けて、全く観る気の無かったはずの『カンフーくん』。
この週末封切の映画の中に、観たいと思う映画がひとつも無かったので、ネタとして観てきました。
★★

本編前に3Dメガネをかけさせられ、やたらと長い3D映画のプロモーション(『シーモンスター』、『センター・オブ・ジ・アース』の予告編を含む)を観させられた。
でも、「『カンフーくん』はメガネをはずしてご覧下さい」…、ってコマーシャルだけ3Dかいw

さて、本編。
カンフー君の武芸の達者っぷりには驚くけれど、やっぱり人にお勧めできる面白い映画だとは言えない。
でも、おバカ映画を極めようとしたのか、全編に渡ってやり過ぎな小ネタの連続で、部分的に爆笑必須。
部分的に。
やり過ぎなのは最初からなので、そういうものだと思って観ると辛い映画では無かったし、ありえなさ過ぎて噴き出してしまう瞬間が何度も有った。
何度も書くけど部分的にね。

こういう映画って、地上波テレビで放送すると結構ファミリー層にウケるんじゃないかな?

役者の使い方は反則技の応酬。
もし、もっとよく出来た脚本で、もう少しだけセンスの有る人がこんな事やってたら、偉大な和製おバカコメディーに化けたかもしれない。
つか、コメディーとしてはチャウ・シンチーを意識しすぎ。

ドラゴンボールと、香港カンフー映画を意識したような演出の列挙。
主演のカンフー君には、もうちょっと大きくなったら是非とも子供の頃の悟空やクリリンを演じて欲しい。

ネタバレ
魔物(?)をツボに封じる場面で、どれだけの観客が炊飯器にピッコロ大魔王を封じた魔封波を連想しただろうw
そして、魔封波使ったイズミちゃんは反動で死なないの?むしろ、死んでしまえば良いのに。と思ってしまった人はどのくらい居ただろう…。
おっと、口が過ぎましたw

矢口真理は、あのまま当たり前のように小学生役を最後までこなしてくれた方が、痛々しくてオイシかったのに。
上野樹里並に、全く重要じゃない部分で笑いを取って去るのがベスト!w



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