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モールス

2011-08-09 | 劇場映画れびゅー
評判だった『ぼくのエリ 200歳の少女』を観逃してたので、ハリウッドリメイクの『モールス』を観ました。
(その後で『ぼくのエリ 200歳の少女』も観ました)
★★★★

いじめられっ子少年の恋物語とサスペンスホラーという異色のコンビネーション。
絶妙なバランスで両立して進んでいく展開が面白すぎる。
とことん甘酸っぱいのに、とことん恐いってどうよ。

『トワイライト・サーガ』と比べると、あちらはバンパイアと人間が恋をしてしまうロミオとジュリエット系のラブストーリー。
こちらは恋物語も描いてはいるけど、観ていてどんどん心配になっていく。

キック・アス』のクロエ・グレース・モレッツが今回も異様に良い。

ネタバレ
アビーと一緒に居たおっさんの正体が想像つくようになった辺りから気になっていた事が現実味を帯はじめる後半、そしてやっぱりその通りになってしまうラストシーン。
何年生きているのかわからないバケモノが相手なだけに、美しい演出で幕を閉じるのに凍りつくほど不安な気持ちにさせるところが凄い。

オリジナルをチェクしてみたら、一部のエピソードを除いてリメイク版とほとんどそっくりそのままでビックリしました。
ハリウッド版はテンポと恐い映像と少女のビジュアル(&演技力)を強化した感覚。
違いを強調したかったのか、同じシーンでもわざわざカメラの方向を真逆にしてる所が多かった。



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