こないだ観たボリウッド映画が目からうろこなレベルで面白かったので、今回も楽しみにして、初日金曜日の仕事帰りに『チェイス!』を観てきました。
★★★★
アメリカ側の全面協力も有り、全編シカゴロケで、マックGの映画を彷彿とするようなVFXを多用した痛快アクションが目に付く。インド映画にはこんな一面もあるのかと言うようなやり過ぎでキレキレな作風。
だけど、顔が濃いぃ!キメキメの顔が濃過ぎるんですけど、濃過ぎて冗談みたい。と言うか、主演のアーミル・カーンがどんなにしかめっ面でキメ顔をしても、イキってるローワン・アトキンソンに見えてしまう悲しさ。
「顔を隠すなんて勿体無い」とでも言わんばかりに、メットの透明なマスクの下で丸見えになっている彼の顔の濃さには苦笑いしか出来ない。
対峙するインドからやってきたスーパー刑事役の役者さんも、おかわりが来る程濃い表情で、やり過ぎなアクションよりも顔のインパクトが大きく、このままじゃいまいちノリきれない時間を過ごす事に成ってしまいそう。
なんて思いながら観ていたのですが、この映画はある仕掛けにより途中からガラッと一転。
序盤の回想シーンはある意味ファンタジー、続いてカーチェイスアクションにキレッキレのダンス、その先は…アーミル・カーンの演技の幅の広さで凄く奥の深い映画に大化けします。
いろんなジャンルの映画をぎゅっと圧縮したような一大エンターテイメントな展開に、それまでノリきれていなかった事を忘れ、エンドロールで再び弾けまくって踊るカトリーナ・カイフの姿と音楽で、ノリノリの余韻のまま帰ることが出来ました。
カトリーナ・カイフ美人過ぎ、踊りキレッキレ過ぎ、この人が主人公で2時間踊りっぱなしでも観てられそう。
主人公の子供の頃を演じる子役の演技力も要チェック。
BGMに関しては、同じ曲のアレンジが延々流れ続けるので、序盤の時点で既に飽きてイラっとする瞬間も有るくらいなのですが、エンドロールのダンス曲まで同じな事に気づいた頃には、しつこいの向こう側の世界に行ってしまっていて、逆に「えー、もう聴けないの?」と感じてしまう程。
原題が『DHOOM3』とシリーズ三作目になっているのですが、インドから来た二人組みの刑事がメインだったみたい。
完全に犯人側に焦点が当たっているので、他のを観ていなくても問題ありませんでした。
★★★★
アメリカ側の全面協力も有り、全編シカゴロケで、マックGの映画を彷彿とするようなVFXを多用した痛快アクションが目に付く。インド映画にはこんな一面もあるのかと言うようなやり過ぎでキレキレな作風。
だけど、顔が濃いぃ!キメキメの顔が濃過ぎるんですけど、濃過ぎて冗談みたい。と言うか、主演のアーミル・カーンがどんなにしかめっ面でキメ顔をしても、イキってるローワン・アトキンソンに見えてしまう悲しさ。
「顔を隠すなんて勿体無い」とでも言わんばかりに、メットの透明なマスクの下で丸見えになっている彼の顔の濃さには苦笑いしか出来ない。
対峙するインドからやってきたスーパー刑事役の役者さんも、おかわりが来る程濃い表情で、やり過ぎなアクションよりも顔のインパクトが大きく、このままじゃいまいちノリきれない時間を過ごす事に成ってしまいそう。
なんて思いながら観ていたのですが、この映画はある仕掛けにより途中からガラッと一転。
序盤の回想シーンはある意味ファンタジー、続いてカーチェイスアクションにキレッキレのダンス、その先は…アーミル・カーンの演技の幅の広さで凄く奥の深い映画に大化けします。
いろんなジャンルの映画をぎゅっと圧縮したような一大エンターテイメントな展開に、それまでノリきれていなかった事を忘れ、エンドロールで再び弾けまくって踊るカトリーナ・カイフの姿と音楽で、ノリノリの余韻のまま帰ることが出来ました。
カトリーナ・カイフ美人過ぎ、踊りキレッキレ過ぎ、この人が主人公で2時間踊りっぱなしでも観てられそう。
主人公の子供の頃を演じる子役の演技力も要チェック。
BGMに関しては、同じ曲のアレンジが延々流れ続けるので、序盤の時点で既に飽きてイラっとする瞬間も有るくらいなのですが、エンドロールのダンス曲まで同じな事に気づいた頃には、しつこいの向こう側の世界に行ってしまっていて、逆に「えー、もう聴けないの?」と感じてしまう程。
原題が『DHOOM3』とシリーズ三作目になっているのですが、インドから来た二人組みの刑事がメインだったみたい。
完全に犯人側に焦点が当たっているので、他のを観ていなくても問題ありませんでした。
きっと「大丈夫。」 | |
細谷 亮太 | |
佼成出版社 |