騙しの連続がそれなりに面白かった前作の続き、『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』を観てきました。
★★★★
前作の後半でマーク・ラファロに主役が移ったまま、本作でもジェシー・アイゼンバーグの存在感は若干控え目。
前作の序盤での存在感が面白さの要因だっただけに、ちょっと勿体ない。
続きらしい続きの展開は楽しかったのですが、落ち着くところに落ち着いた感覚で、観終わった後に振り返ってみると、一つ一つのシークエンスについてはトリックで肉付けされているものの、想像の範囲を超えたものが無い。
実はスケールが大きいだけで、前作程はたいしたことが起きていないと言うことに気付いた。
前作では、「そんなあほな」的な無理やり感が漂っていたのに対して、今回は説明の付くトリックしか無く、且つ、予想通りの事しかせず、リアリティーを損なわない範囲に収まってしまっている。
前作では、やり過ぎに突っ込んだ記事を書いたけれど、この辺りのバランスはほんと難しいんだなと感じた。
監督が中華系のジョン・M・チュウに替わり、舞台は一見中国かと思いきや、いきなりグランド・リスボア・ホテルをドーンと映してマカオ感を前面に。
助っ人に台湾人のジェイ・チョウも登場するし、最近ハリウッド映画で中国媚びが鼻に付くのはアメリカ人も同じなのか、それを避ける為の策のように感じたのは俺だけでしょうか。
★★★★
前作の後半でマーク・ラファロに主役が移ったまま、本作でもジェシー・アイゼンバーグの存在感は若干控え目。
前作の序盤での存在感が面白さの要因だっただけに、ちょっと勿体ない。
続きらしい続きの展開は楽しかったのですが、落ち着くところに落ち着いた感覚で、観終わった後に振り返ってみると、一つ一つのシークエンスについてはトリックで肉付けされているものの、想像の範囲を超えたものが無い。
実はスケールが大きいだけで、前作程はたいしたことが起きていないと言うことに気付いた。
前作では、「そんなあほな」的な無理やり感が漂っていたのに対して、今回は説明の付くトリックしか無く、且つ、予想通りの事しかせず、リアリティーを損なわない範囲に収まってしまっている。
前作では、やり過ぎに突っ込んだ記事を書いたけれど、この辺りのバランスはほんと難しいんだなと感じた。
監督が中華系のジョン・M・チュウに替わり、舞台は一見中国かと思いきや、いきなりグランド・リスボア・ホテルをドーンと映してマカオ感を前面に。
助っ人に台湾人のジェイ・チョウも登場するし、最近ハリウッド映画で中国媚びが鼻に付くのはアメリカ人も同じなのか、それを避ける為の策のように感じたのは俺だけでしょうか。
グランド・イリュージョン Blu-ray | |
ジェシー・アイゼンバーグ,マーク・ラファロ,マイケル・ケイン,モーガン・フリーマン,ウディ・ハレルソン | |
KADOKAWA / 角川書店 |
前作を見落としてますから、こんど見てみたいです。
こんかいのラストは、飛行機内から外に放り出さずに、射殺される危険性もあったのですから、すこし都合のいい筋書といわざるを得ないですが、まぁ面白かったです。