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コロンビアーナ

2012-09-02 | 劇場映画れびゅー
リュック・ベッソン製作脚本で、監督を誰かに任せた時の映画としてのクオリティーはわかってたけど、なんも観たい新作が無い週末だったので『コロンビアーナ』を観てきました。
★★

劣化したビヨンセ、ゾーイ・サルダナの老け方が半端ない。
25歳前後の役のはずだけど、40前にしか見えん。

親の仇を打つために暗殺者になるのだけど、決意するのは小学校高学年位の歳。
そのまま更生せずに暗殺者になる設定自体からどうかと思うんだけど、それ以上に暗殺者になってからの安易で軽率な行動が、周囲へのリスクを全く考えてなくて理解出来無い。
腕は確かなんだけど、女暗殺者の主人公はカッコイイ以前に思考がアホ丸出しで突っ込みどころだらけ。

漫画みたいに有り得ない方法で暗殺を成し遂げて過度の展開が続く脚本、映像にして客に納得させるにはよっぽど主人公が魅力的で、そっちに客の目を外らせないといけないと思うんだけど、ゾーイ・サルダナじゃ足りない。

リュック・ベッソン監督作をオートクチュールとすると、製作脚本までやって他人に投げた場合は何故かレディメイドレベル。
たまーに面白いのが有るのは、監督の腕というよりも脚本の仕上がり次第なんだろう。

ネタバレ
アンバランス過ぎ。
アジトが発見された時の準備は異常なまでに万端なのに、仇の目を引く為の手段で家族を危険に晒して指摘されたら逆切れ。
そもそも軽い気持ちで暗殺者になった訳では無いの自覚してるくせに、無駄に恋愛に手を出してるところが訳わからん。
これが15歳の設定ならまだ多感だから少しは理解できようものだけど、20代中盤であれは愛というよりも性欲に負けた女的に感じる。

クライマックスに繋がるトラックで門扉ぶち破ったのが引っかかってた辺りでコメディー映画かと思って笑ってたら、最後の銃撃戦なんてもう繊細さかなぐり捨てて、ただのド派手なアクション銃撃シーン。
これまで脚本作は実験的な要素も有ったけど、どこまで本気の映画なのか、本作は特に脚本のデキが微妙だったから自分で撮るの辞めたように感じてしまう。



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