そーれりぽーと

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ホワイトハウス・ダウン

2013-08-22 | 劇場映画れびゅー
ローランド・エメリッヒにはもう期待してないけど…と思いながら『ホワイトハウス・ダウン』を観てきました。
★★★

これまでの派手さ一本の作風と、アメリカが絡むとアメリカ万歳過ぎる映画作りをしてしまう傾向のローランド・エメリッヒ監督作と比較すると、今回は思いのほか悪くは無かった。
(トップ画面に貼ってるワンシーンの旗は、本編の中では何故かアメリカ国旗じゃないのは謎。)

飛ぶ鳥を落とす勢いのチャニング・テイタムのカッコ良い戦いっぷりと、やられそうになった時の逃げ足の速さが面白い。
んで、実は人質の中に居る家族(娘)も含め、全員を救うために同じ建物の中でコソコソ隠れながら目的不明のテロリスト達と1対多数でボロボロの体を引きずって戦う…って、舞台はホワイトハウスだし男前が主役だけど、これって『ダイ・ハード』と全く同じプロット…。
後半なんて、もう似ている域を超えて思いっきり上半身ドロドロに汚れた白タンクなところとか、まんまジョン・マクレーン。
ジェイミー・フォックス演じる大統領と一緒に行動し始めたら、今度は『ダイハード3』を彷彿とする白人と黒人のコンピ。

わざわざ男前二人にやらせてる辺りが『ダイ・ハード』よりも良いもの作りました的に感じて、なんか嫌。
そこそこ笑いが有って面白かったけどね。
面白かったけど、同時期の公開でシチュエーションも似ている上、テロリストの目的がほぼ同じでスケール感は本作に劣った『エンド・オブ・ホワイトハウス』の方が映画としては面白かった。

久しぶり過ぎてジェームズ・ウッズが途中までわからなかったんですが、年食って良い味出してきてます。



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