そーれりぽーと

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ブラック・ウィドウ

2021-07-10 | 劇場映画れびゅー
『ブラック・ウィドウ』を観てきました。
★★★★

コロナ禍で公開延期を繰り返し、1年2ヶ月後にようやく公開された。
MCUの映画シリーズでは『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』以来2年ぶりです。
本来、この映画を皮切りにディズニー+でもMUCドラマシリーズが始まる予定でしたが、先にドラマの方が公開されていたので、待たされてる感はかなり緩和されたかな。
特にこの映画音場合は映画の時系列から見て少し前の話、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』直後を補完する物語になるので、ドラマと前後したところで展開への影響が無いのは幸いだったかもしれない。

『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』ではあんな事になってしまった後になりますが、これまで謎に包まれていたレッドルームの正体を含め、ナターシャのバックグラウンドがこの映画で明らかになりました。
アベンジャーズの存在は彼女にとって仲間であり、家族であり、最も失いたくない存在。他のメンバー達とは明らかに異なる執着はどこから来るのか。
非情な暗殺者としての一面と、情とのギャップが、この映画を観た後にフラッシュバックしてより心に残ります。

思えば、最初にスカヨハがナターシャとして登場した『アイアンマン2』では、ほんの1分程度のアクションシーンを披露しただけで、“これまでに映画に登場したどんな女性ヒーローよりも激しいアクションと美しさのコラボレーションでゾクゾクさせてくれた”(当時のそーれりぽーと記事引用)とカッコ良さを絶賛していた私。
その後、MCUシリーズは特殊能力バリバリのキャラクター達で溢れ、生身の人間であるナターシャはその中で埋もれがちなって行きますが、本作ではシリーズのどの映画よりも人間ブラック・ウィドウが人間視点で有り得ないアクションを連発してゾクゾクさせてくれました。

レイチェル・ワイズの存在感が半端ないので、今回だけと言わずまだまだMCU内でおかわりが欲しい。
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