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時をかける少女

2010-03-16 | 劇場映画れびゅー
2010年版『時をかける少女』。
オリジナルの1983年版『時をかける少女』は子供のころから何度かテレビで観た記憶程度ですが、数年前のアニメ版『時かけ』が超絶面白かったので、アニメ版でヒロインの声を担当してた子が主演する今度の『時かけ』にも期待して観てきました。
★★★

かつて未来人と接触して記憶を消された事のある芳山和子。
本作はその娘芳山あかりが2010年からその時代にタイムリープで戻り、未来人深町一夫に接触を試みるお話。

誰もが知る1983年版映画『時をかける少女』の完全続編のように感じるけれど微妙に違う。
本作は1972年に中学生だった芳山和子が未来人と遭遇してから38年後の2010年からスタートするが、1983年版は1980年代の話で、原田知世が演じた芳山和子は高校生だった。
もしかしたら本作は原作小説の設定がベースになってるのかな?

で、感想は「微妙だけど面白い」。

どこら辺が微妙に良くなかったのか、挙げていくと、
一番は、「ヒロインがもうちょい可愛ければ良かったのに」ってとこ。

他、「芳山和子役が原田知世じゃないなら中途半端に安田成美じゃなくテキトーな女優で良かったのに」
「ヒロインもヒーローもどっちも微妙な見た目ってどうよ」
「人間の相関関係がまるでずっと町内での出来事のようにご都合主義過ぎてイマイチ」
てなとこかな。

そこら辺がずっと引っ掛かって観てたんですが、オリジナル映画を彷彿とする場面がバンバン登場し、オリジナルの楽曲が“らしい”タイミングで流れたりとサービス精神旺盛で、観てる側のポイントを擽る演出がたっぷりと言う意味では良い映画でした。
冒頭に書いたように、オリジナル映画とは何の繋がりも無いんだけどw

アニメ映画版ではむちゃくちゃ盛り上げてくれた仲里依紗、今回も張り切ってやってくれてるし、彼女のキャラクターがこの映画の中では一番重要なところですが、やっぱ顔がイマイチでもったいない(毒)ブサイクではないんだけどねぇ。
アニメ版を思い起こす“走る”場面が多いのはサービス?

ここで終わったらむっちゃ余韻残って気持ち良いかなぁ、なんて思った場面で終わってくれたのは本当に気持ち良かった。

悪い映画じゃないんです、俺がひねくれてるだけ。



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2 コメント

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え~ (KLY)
2010-03-16 22:35:14
仲里依紗ちゃん超可愛いじゃないすか~。(笑)まあ確かに彼女ありきの話なんで好みに左右されちゃいますよね。
何でも原田さんは断ったんですって。
返信する
>KLYさん (そーれ)
2010-03-17 00:33:45
どうもです!
うーん、可愛いと思えればむちゃくちゃ楽しめたかもしれないですw

原田知世あんまり芸能界に執着ないからかなぁ、残念です。
ファンの為に15時間だけ来日するとか凄いプロ根性見せるハリウッド俳優も居る中…。
返信する