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ローマでアモーレ

2013-06-21 | 劇場映画れびゅー
いかにもイタリア好き必見なタイトル、しかもウディ・アレン監督作、『ローマでアモーレ』を観てきました。
★★★★★

数人の監督が特定の街と愛をテーマに短編を持ち寄ったオムニバス企画映画『パリ、ジュテーム』『ニューヨーク、アイラブユー』を彷彿としますが、一応関連は無く、決定的に違うのはウディ・アレンが短編を全部撮っているところ。

美しい街の次に歩く時に胸を張って肘から下しか腕を振らないイタリア男の歩き方に目が行く、イタリア人の着こなしに目が行く、イタリア人の食べ方、イタリア人のサービス精神、イタリア人の愛し方、イタリアの家族、愛に開放的なのに垣間見せるイタリア男の保守的な一面、外国人目線のイタリアの全てが詰まった愛の映画に仕上がっている。
イタリア好きにとっては映画館がこの上ない幸せの空間と化す、どっぷりローマに浸かれる映画でした。

口で説明しても絶対に行きつけない程入り組んだ街を一生懸命ジェスチャーを交えて説明するローマっ子の姿と、説明を受けてもさっぱり理解出来ていないツーリストの様子ににんまり。

まさかのロベルト・ベニーニの出演にはもうメロメロ。

あー、ローマに還りたい。



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