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マチェーテ

2010-11-18 | 劇場映画れびゅー
グラインドハウス』で流れていたフェイクの予告編が本当に映画に。
ロバート・ロドリゲス監督のおふざけ満載映画『マチェーテ』を観てきました。
★★★★

やりちぎりよるw

『グラインドハウス』の名前は冠してないけど、グラインドハウスでやってたような映画ってコンセプトの映画内で流れてた予告編内容そのものの映画化だから、これはまさにグラインドハウスシリーズの第三段。
実際画作りやノリもタラ&ロドリゲスが個々に担当した前二作を踏襲していて、前二作を楽しめた俺にはたまらなく面白い。

つか、この映画のフェイク予告編って、グラインドハウスの中でいくつか流れてた中でも「絶対こんなアホな映画作らんわ」って内容で、掴みで笑いをとってた最もあり得ないと思ってたものだったから、まさか本当に作られるとは思ってもませんでした。
こんなに楽しませてくれてありがとう。

グラインドハウスシリーズがダメな方にはお勧めしません。

前二作を踏み台に、満を持して作り上げた最新のグラインドハウス向けB級風映画。
いかにもな馬鹿馬鹿しいご都合主義であり得ない無駄に色気過多な展開の連続の中を、ロバート・ロドリゲスの盟友ダニー・トレホがカッコ良く殺戮の限りを尽くして血で染め上げていく、大真面目な顔をして。
しかも今回は前二作とは比べ物にならない程のビッグスター達が一緒になって、大真面目な顔して大暴れしまくる得点の比重も凄い。
誰でも良いような役なのに!

個人的にはラテン系で好きな女優ツートップのジェシカ・アルバとミシェル・ロドリゲスの共演も見所でした。

場末の役者がやるような内容の映画を、ちゃんとした監督が本気で金かけて場末風に作ったらこんなに楽しいんですねぇ。
ほんまに金かかってなかったらスゲー安い映画に仕上がってそうだけど、それも観てみたいな。

ネタバレ
無駄にカッコいい演出ってのも良いよね、最後のほうでマチェーテが着てたナイフ刺しまくりのベストなんて、あのナイフ一本も使ってないしw

スティーブン・セガール、久しぶりに見たら唯のデカイエロオヤジになってた。
エクスペンダブルズ』の続編に出るならもうちょいシャープになってて欲しいし、喋らない役で良いと思うw

リンジー・ローハンの大安売りな自虐キャラクターには失笑でした。

ロバート・デニーロ、なんでこんな映画に出ちゃったんだろう、ほんまに良い俳優やわw



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2 コメント

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どうも (ヒナタカ)
2010-11-19 21:08:05
再度トラックバックありがとうございます。

本当デニーロは懐が広いですよねえ。
セガールがこの映画で好きになったので、エクススペンダブルの続編への出演は本当楽しみです。
無口キャラで出てほしいのには同感です。
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>ヒナタカさん (そーれ)
2010-11-20 18:24:21
どうもです!

デニーロ面白いですよねぇ、カメレオン俳優もいろいろやった挙句この域にまで手を広げてきたのかと。
セガールは『エクスペンダブル2』に出るとしたら劇中日本語しゃべったりして、キャンペーンの時はスタローンと同伴で来日して自慢げに大阪弁でしゃべってそうw
返信する