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ハッピー フィート

2007-03-16 | 劇場映画れびゅー
ゴキゲン(死語)なハッピーチューンにのせて、CGのペンギンが歌って踊る劇場予告編が気になっていた『ハッピー フィート』を観てきました。
★★★★

映画『皇帝ペンギン』は、この映画の為のプロモーションだったのか。

あれを観てから『ハッピー フィート』を観るのと、観ていないのとでは大違い。
正確なペンギンの生態をしっかりと描きながらも、アニメらしい愉快な脚色がされていて、本当に生きているように感じます。
なんて、観ていなくてもきっと楽しいんだけど、どうせなら先に『皇帝ペンギン』をDVDでチェックしてみてください。(眠たいドキュメンタリー映画ですがw)

ノリもスピード感も抜群なのに、加えてミュージカルテイストだからワクワクせずには居られない。
ミュージカルが苦手ではない人なら、みんな笑顔でハッピーになれる映画です。

上手いなぁと関心したのは、主人公マンブル(イライジャ・ウッド)以外の皇帝ペンギン達については、ほとんど外見での区別がつき難いキャラクターデザインなのにも関わらず、映画を観ている内にいつのまにか区別が出来るようになっていく事。
そんなデザインによる演出のおかげで、自分もペンギン達と仲良くなってしまった気にさえさせてくれます。

歌声に満ちた映画だし、字幕が不得意でなければ、折角なので字幕版でオリジナルの豪華キャストの歌声を楽しむ事をお勧めします。

硬い嘴と、中に見える舌の動きが台詞の英語とシンクロしているのも、地味だけれど要チェックです。
凄いwほんとに鳥が英語しゃべってるw

俺は『ムーラン・ルージュ』以来の二コール・キッドマンの歌声に超リスペクト!
役名もあの映画で歌った“ダイヤモンドは女性の親友”のマリリン・モンローを彷彿とするノーマ・ジーン、ってぴったりすぎてオープニングから涙ものでした。
出番少ないけど。

ブリタニー・マーフィーも歌が上手くてステキなペンギンなのですが、男性陣についてはどうせならロビン・ウィリアムス一人で脇役全部こなすのも面白かったかもしれないw(贅沢過ぎ)

見所の連続ですが、様々なジャンルの心の歌がタップのリズムを軸に、ひとつのメロディーへと昇華していくパートは一番素晴らしかった。

ネタバレ
俺は楽しめたので良い事ばかり書きましたが、ノレないと終盤のご都合主義な展開を嫌う方も居るかもしれません。
「こんなのもアリ!」と許してマンブルを称えましょw

「なんでやねん」と突っ込みながらも、嬉しくて涙がこぼれてしまいました。



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2 コメント

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観た観た (シンゴ)
2007-03-20 00:32:44
ここの紹介文に触発されて
さっきひとりで観てきたよー。

いや、素晴らしかった。
フルCGのアニメってたぶん観るの初めてなんやけど
(トイストーリーもニモもまだ観てない)
シャチとか、ペンギンや氷の白い色の描写がすごいね。
マンブルの頑張りに5回ぐらい泣かせていただきました(笑)

プリンスの『KISS』がオリジナルより
耳に心地よかったー
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おおお (そーれ)
2007-03-20 17:17:05
>シンゴさん
おおお
良い映画やったっしょー^^
歌有り、愛有り、笑い有り、冒険有りのこんな面白い映画だったら、きっと絵がもっときたなくても感動出来る映画に仕上がったかもだけど。
やっぱ綺麗でリアル過ぎるCGアニメだったからこそ感じる景色や生き物の表情もスパイスになってるよね。
プリンスのオリジナルが目に若干キモイとかそういう意味で?w
返信する