そーれりぽーと

映画、旅行、植物など気の向くまま

新作映画の満足度は最高★5つで表示

エンド・オブ・ホワイトハウス

2013-06-14 | 劇場映画れびゅー
某駅上映画観がトイレの小便コーナーの目線の位置にフライヤーを貼るという反則技でゴリ押しっぷりで興味を持った『エンド・オブ・ホワイトハウス』を観てきました。
★★★

アクション映画としては『ダイ・ハード』を彷彿とさせる、限定された建物の中での息をつかせない攻防と、ド派手なドンパチ、そして大男による肉弾戦が超面白い。

ただ、この映画の場合、日本人は観る角度を変えるとより楽しめる。

米国は何に怯えているのか選挙対策なのか、『G.I.ジョー バック2リベンジ』に続いてホワイトハウスが簡単に乗っ取られ、同様に核の脅威が絡んでくるトンデモ展開なお話。
しかも今回の敵は北朝鮮、ってタイミング的にホット過ぎる話題なだけによく世界公開に踏み切ったなぁと。また日本においてはかなりデリケートな時期なので、いろいろ勘ぐりながらの鑑賞になりました。

冒頭の米韓首脳会談の場面が先日の韓国大統領訪米を彷彿とし、「今度こそハリウッドは韓流に飲まれ始めてしまったのか」と、ジャッキーの香港映画が韓流に飲み込まれてしまった事を彷彿とさせられて、今回も悲しい思いをさせられてしまうのかと思いつつも、実際は米国が巻き込まれて迷惑を被るという展開なのでちょっと安心。

ネタバレ
しかも、米国は米国大統領と韓国国家そのものを天秤にかけて大統領を取ってしまう(そりゃ国益優先か)という展開。
途中、第七艦隊を撤退させる可能性を検討するに当たり、各国の名をあげて連絡を取り合うという台詞の中に、日本の名前を敢えてあげないという配慮。
ジャパン・パッシングでは無く、トバッチリを回避してくださってほんとありがとうございますという感想。
あ、でもそう言やテロリストが「日本海」って言ってたっけw

米国大統領が救出され、主人公も奥さんと再開、米国は負けない!拍手!というラストシーン。
そういや大統領が殺され、第七艦隊が去った後の某国はどうなったんでしょうね。



総理と呼ばないで DVD-BOX
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« G.I.ジョー バック2リベンジ | トップ | 華麗なるギャツビー »