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遊星からの物体X ファーストコンタクト

2012-08-24 | 劇場映画れびゅー
またまた前日談モノ、『遊星からの物体X ファーストコンタクト』を観てきました。
★★★

原題は元の『遊星からの物体X』とも、そのオリジナル『遊星よりの物体X』とも同じ『The Thing』て、ややこしいよ!
日本ではタイトル別々にしてくれてて良かった。

本作を観るにあたって、レンタルDVDで十数年ぶりに前作を観直しておいたのですが、これが驚いたことに音楽がエンニオ・モリコーネ!
まさか俺が一番好きなあの映画のエンニオ・モリコーネが、SFホラー映画でも音楽作ってたなんて。

あ、本作では関係無いのでここを熱く語っても仕方がないか。

『遊星からの物体X』の冒頭で、宇宙人が複製したワンコをノルウェー隊のヘリが銃撃しながら追う場面に繋がるまでを描いています。
よって、舞台はノルウェー隊の南極基地。
『遊星からの物体X』ではアメリカ隊がこの基地に訪れ、そこで起きた惨劇の跡と不気味な死体に出会うわけですが、その惨劇を今回目の当たりに出来るわけです。

物語の流れ上、ノルウェー人ばかりの芝居で字幕ベースで描くと北米では客が入らないので、どういうわけかアメリカ人研究者が宇宙人の検視に呼ばれ、どういうわけかノルウェー人ベースではなくアメリカ人目線で話が進んでしまいますが、そこはご愛敬ということで。

全く期待していませんでしがた、そこそこの驚きと「あー、これがあれで、ここであーなったんや」的な感覚で楽しませてくれました。

“ホラー”としては全く怖く無いし、ハラハラ感が殆ど無い。
と言うのも、時間軸は前日談だけど、プロットは前作をなぞってるから同じようなシチュエーションの連続なんよね。
原題が同じなのも納得。

ネタバレ
これじゃ前作に繋がらないやんと思ってラストシーンを観ていたら、ラストシーンからぶった切って強引にワンコを追いかける場面に繋げた。
うーん、もうちょっとアメリカ人の姉ちゃんを主人公にした意味を生かして欲しかった。



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