「きっかけ(CUE)」

”CUE”が写真を載せ発信します

「The curry」

2017年11月22日 | 写真・photograph



これから紹介するのは昭和から続く創業40年近くの喫茶店

煉瓦積みで植物が生い茂り+砥部焼?の蒼い置物が…
周囲は完全に住宅地だし一方通行も多いんです



ともかくもこの渋い佇まいに「俺のカレー」と書かれた看板があり
他メニューは珈琲のみ 気になりながらもマスターが職人肌過ぎて
落ち着けなかったらどうしよう???と素通りしてました
増して11:00~19:00営業 土日祝日はお休みなのです



今日やっとこさ行って参りました
重厚なドア開けます 年季の入ったふかふかのソファには15人
カウンターには6人入れるでしょうね



まずお断りして撮影開始 始めに目に飛び込んできたのは
ターンテーブル+CD+アンプ+スピーカーで
総額 ¥150万してもおかしくない
オーディオシステム



そしてジャズ好きなオーナーさんの趣味反映し

CDやアナログ盤 ポスターがあしらわれてる辺り
他にもガラスケースには銀塩フィルムの一眼レフが大切にしまってありました



メニューは極めてシンプルなので迷うことなくカレーのMサイズを注文
¥ 700で嬉しい珈琲付き しかも数時間寝かせて作ったソースを
ゆっくりかき混ぜ ひとつまみ・ふたつまみスパイスで最終的に整えます



そこをちゃんと専用スプーンで3度は確かめてるのですよ(他にはあと二人お客さんいました)
サラダ付きとは謳ってるものの無難な盛り付け
野菜も加工品で新鮮では無かろうと思っていたのは
嬉しい誤算 最後の写真に載せてますようにワンプレートですがお互いの味殺してません



さらに少し珍しいのが食感良くするために軽くポテトチップ添えて
あといい甘みにするため敢えてバナナは溶かし込んでません
その他のフルーツは溶けてるでしょうけどね



見た目は少し意表突く盛り付けですが 基本に忠実な中辛でした
松山で節約してはカレーを外食してます 一気に虜になりましたよ
繁華街のライオンって有名店と双璧なすでしょう



店内の雰囲気も味のうち 格式や技があってもオーナーさんの拘りの内装に
なってる故大人な空間 少なくとも35歳以上の落ち着いた方 向けです
ココイチや松屋 ゴーゴーカレーに山盛りなトッピングし
喜んでるお子様=大学生以下には来る資格ないかな?
もっとも僕がその資格あるかは別問題で他人からツッコミ入りそうだけど(^^;



「ただね 元々チェーン店が嫌いでちゃんと味の本質は判ってる」
うどん・そばにアホみたく唐辛子いれないし ピザにタバスコ瓶半分使うなんて
まかり間違っても「いたしません」駐車場は辛うじて3台 大人なあなた
探し出してダンディなマスターに会いに行ってみてください



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