さて前回は 道後界隈をご紹介しました
まだ書ききれない愛媛(松山)の魅力があるので
明日の記事で3部作として完結させます
まず 子規堂・・・スペシャル大河ドラマ
「坂の上の雲」放映以降
観光客が急増してるポイントですね
正岡子規の文学仲間であった
正宗寺の住職仏海禅師が子規の業績を記念し
子規が17歳まで過ごした住居を
境内内に復元した文学資料館
内部には子規や親交の深かった
夏目漱石らに関係する原稿などの
文学資料や写真・各種文献など
貴重な資料が展示されており
子規が庭園を眺めつつ
勉学に打ち込んだとされる
当時の机もあります
で 松山城に場所を移しましょうか?
松山市の中心部勝山(城山)山頂に
本丸を構える平山城
日本三大平山城にも数えられる
山頂の本壇にある天守(大天守)は
日本の12箇所に現存する天守の一つ
この中では 姫路城と同じく 大天守と小天守
南隅櫓・北隅櫓を渡り櫓(廊下)で
結んだ連立式で
日本三大連立式平山城にも数えられる
幕末に建築された大天守ほか
日本で現存数の少ない
望楼型二重櫓である野原櫓(騎馬櫓)や
当時の土木技術としては
特筆される深さ44mにおよぶ
本丸の井戸などが保存されている
敷地一帯は国の史跡に指定されており
建造物21棟は国の重要文化財に指定されている
ミシュランの観光版・日本編では
二つ星に選定
と いうことで
観光定番スポットとしてだけでなく
松山市民からも親しまれています
ちょうどこの日は平日でしたが
絵心のある方がスラスラと筆を進めておりました
あと 山頂までランニングや
ウオーキングされる方も多いのですよ☆
山頂までのアクセスはロープウエイかリフト
もしくは徒歩が選べますが
お天気いい日は開放的なリフトがお奨めです♪
これは 一般的な観光ルートから外れるのですが
「伊丹十三記念館は絶対外さないでください」
彼の役者として映画監督としての顔が伺えます
2007年5月15日に愛媛県松山市東石井に開館した
5月15日は十三の誕生日でもある
館長は十三の妻で女優の宮本信子
松山は十三の父で
映画監督の伊丹万作の出身地
十三は高校時代を松山で過ごし
後に妹の夫となる
作家・大江健三郎と知り合う
建設用地は伊丹十三と縁の深い一六本舗が提供し
建設費用は宮本信子が拠出
運営母体は「財団法人ITM伊丹記念財団」
館内には収蔵展示室 企画展示室のほか
ミュージアムショップ カフェなども設けられる
建設発表会見によれば 宮本の「女房として最後の大仕事」とのことで
「温かく愛情がこもった記念館」を目指すとのこと
設計を担当した建築家・中村好文によると
「簡単で、面白く、伊丹十三らしい」設計
で まるでマッチ箱のように
小さい坊ちゃん列車の車両に乗り込み
ガタゴトと揺られながら 街中を移動するもよし
レンタサイクルで気ままに散策するもよしですよ(^^