「きっかけ(CUE)」

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『home・town』

2013年07月29日 | 写真・photograph



大洲市(おおずし)は愛媛県の南予地方に位置する市 「伊予の小京都」と呼ばれる

肱川の流域にある大洲城を中心に発展した旧城下町である

 

肱川の中下流域からなり特に旧大洲地域は肱川と矢落川とが合流する地点で盆地を形成している
さらにその下流に向かっては谷を形成しつつ長浜地域にて伊予灘に注ぎ込む
山は肱川支流の河辺川源流では標高1000mを越える地点もあるが
それ以外は500~800mの比較的なだらかな山々が連なっている

盆地型で霧が発生しやすい 肱川河口(長浜)では肱川あらしという現象が観察される
台風等の来襲は少ないものの肱川は下流で狭まっていることから
大洲盆地でボトルネックとなり大雨が続くと増水しやすく過去に何度も浸水被害に見舞われている



------主な出身者・非常に縁のある人物(敬称略)-----

 
彩風咲奈 - 女優 宝塚首席卒業 男役
梶原正見 - 海軍少将 第十一駆潜隊司令
中江藤樹 - 江戸時代の陽明学者

中村修二 - 青色発光ダイオードの開発者
久保進 - 大手声優プロダクション「青二プロダクション」社長
松本零士 - 漫画家 北九州市出身だが戦時中大洲に疎開

武田斐三郎 - 江戸時代末期の学者 北海道函館市にある「五稜郭」の設計を担当
蝶野正洋 - 母親が大洲市出身
らくさぶろう - 落語家 愛媛ローカルのテレビやラジオ番組に出演
三瀬顕 - 弁護士 NHK『生活笑百科』などに出演 大洲市出身

武内陶子 - NHKアナウンサー
富永ゆかり - 漫画家
松村正恒 - 建築家



-----ロケのあった 映画・ドラマ・CM(出演者敬称略)-----

がんばっていきまっしょい(映画 田中麗菜主演)
となり町戦争(映画 江口洋介+原田知世主演)
女の子ものがたり(映画 深津絵里(主人公の少女時代大後寿々花)主演)
ぼくのおばあちゃん(映画 菅井きん+岡本健一主演)

 ロッテグリーンガムCM(財津和夫)トヨタカローラCM(モデル)

東京ラブストーリー(ドラマ 織田裕二+鈴木保奈美主演)

 

先日県外から来訪した友人が松山(道後温泉)に宿泊 1泊のみでしたがお城好きな彼のため
翌日は高速使って 我が故郷大洲市=大洲城までドライブ(同乗) 久々でありましたので少し写真も撮ってみました
なぜなら生家は跡形もなく その後母が建てた一軒家も売却後上京 お隣町の内子にあった父の墓は市川市に移り
多少なりともいる親類も 高齢で亡くなる方増えてますから 松山から近いようで遠い場・帰るきっかけもほぼ失ってましたので 

伊予の小京都・日本3大鵜飼開催の地・趣のある旧市街地あたりが観光の売りでしょうか?
ですが 現実はお城のある旧市街はひどく 閑散としてます スーパーもなくコンビニが少しだけ・・・
友人は昭和の薫り残っていて映画のセットみたい!って感激してましたが僕から言わせれば単に閑古鳥が鳴いて寂しいだけ



ここ近年映画・ドラマ・CMのロケで観光客に知名度上がったものの 訴求力のある施設は少ないのですね
辛うじて市役所ありますが ここ移転したらさらに人通りはもっと寂しくなるでしょう
図書館も警察署も ここから4km離れた大型商業施設のある松山道・大洲IC側に移ってしまってますから

母から昭和30年代には旧市街地には映画館も複数あったと聞いたことありますが 跡形もなくにわかに信じ固いお話
1ヶ月くらい前 昭和レトロの施設がいまひとつ集客力に欠ける云々と書き綴った記憶がありますが
このままではホント地盤沈下してしまいます やや渋いながらも佇まいある街並みです
もっと観光に てこ入れしてもらわないと!人力車出すとか 道の駅だけでなく更なるみやげ物店充実
ややぼったくり気味なレンタサイクルの低価格化 観光ガイドの常駐 さらなるロケ地の誘致etc

このままならもっと足が遠のいてしまいそうで寂しいのですよ 僕は今でも生まれ故郷大嫌いだけど
川祭り花火大会は別だし 地元の衰退化は我慢ならないのでね 

 

 


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