ＭＩＫＡ ＮＩＮＡＧＡＷＡ

昨年道後温泉本館改築を記念し開催した「道後オンセナート ２０１４」
その基本コンセプト「最古にして最先端 温泉アートエンターテイメント」を継承し
メインアーティストに写真家・映画監督である蜷川実花氏を迎え「地域資源+アート=まち巡り」をテーマに新たなイベントを展開



第１弾として５月１日(金曜日)から蜷川氏の写真で
ラッピングを施した路面電車が走る広告塔として期間を通じて市内中心部を走る
道後温泉駅前の商店街入口アーケードを蜷川氏が撮影した写真を使用した提燈で装飾するほか
道後温泉本館では椿の湯でも同じく撮影した写真を使った用いた陣幕や 神の湯や霊の湯入り口の暖簾を設置



また椿の湯でも正面入り口を 蜷川氏の写真を用いた暖簾で装い
暖簾や陣幕を設置するほか 道後温泉本館内にも作品を展示

蜷川実花 写真家・映画監督 木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞 映像作品も多く手がける
２００７年 初監督映画「錯乱」公開 ２００８年に個展「蜷川実花展」が全国の美術館を巡回し 述べ１８万人を動員
２０１０年Ｒｉｚｚｏｌｉ Ｎ.Ｙ.から写真集「ＭＩＫＡ ＮＩＮＡＧＡＷＡ」を出版 世界各国で話題となる



２０１０年ＡＫＢ４８ ヘビーローテーション ジャケットのプロデュースも手掛ける ２０１２年監督映画『ヘルタースケルター』公開
２２億円の興行収入を記録 ２０１３年 ゆず 雨のち晴レルヤ ジャケットのプロデュースも手掛ける
２０２０年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事就任



お陰様で昨年度は道後温泉過去１０年で最高の宿泊者を記録☆彡
まぁ 道後オンセナートって言う国際的に活躍するアーティストとのコラボレーションがカンフル剤にもなったのですがね
僕自身手垢に塗れた「コラボ」って例えは好きでなく 国内最古の温泉×前衛アートとの化学反応
もしくは異種格闘技とも言える末の結果だと思ってます

しまなみ海道開通し一時期に来訪者増大するも 国内最古の温泉とか坊ちゃんだけでは観光客は呼び込めません
多少アクの強い作風のアーティストを敢えてぶつけてくることに意義があるからですよ
ブランドに胡坐かいて いつまでも待ちの姿勢じゃダメなんだよなぁ
そんな訳で今年度は「蜷川実花さん」を主軸に据えましたです：ハイ♪

２匹目のどじょうな集客期待してるのか 出発式では県内５局・地元紙・全国紙・松山市の取材陣多数
車両提供した主催者伊予鉄道からは万事円滑に進行すべく１５名はスタッフさん常駐してました
道後温泉本館のほうでは作品展開催ありますが 当然ってか恐らく撮影は禁止
彼女デザインな浴衣は羽織れます 道後の泉質はマイルドで気持ちいいよ



彼女は写真家としてだけでなく 映像方面でもやや異彩を放つ存在
原色で花柄をベースにコントラストのやや強い世界観は 若い女性からはかなりな支持ありますが
年齢層によっては 少～しだけ賛否分れるでしょうか？
あとＡＫＢのヘビーローテーションＰＶの演出は未成年のメンバー在籍してるのに肌の露出の多い
下着に近い＝キャミソール姿？は如何なものかと物議醸しだしました＝映像のクオリティは高かったけどね 



ともかく このトロピカルかつ圧倒的に視覚に訴えてくる雰囲気は まだまだ観光ＰＲ下手な
愛媛にとって丁度いいくらいかも…蜷川ワールドは確実にｈａｐｐｙな気分になれるもん
尚７月には第２弾として温泉に合わせた浴衣や夜 映像を投影するなど 道後ならではの作品の展開
続いて初秋１０月には第３弾として道後温泉本館をライトアップして彩る作品を展開する予定
この記事読んでいて もしアートに造詣がそう深くない皆さんも充分楽しめます 是非四国松山に来てね☆彡